『探偵はひとりぼっち』読了

あらすじは格好良い
みんなに愛されていたオカマのマサコちゃんが殺され、若い頃愛人同士だった代議士に殺されたのではないかという噂が流れはじめる
マサコちゃんの友人たち、警察、マスメディア、皆が事件に深入りすることを恐れて口をを閉ざす中、<俺>は調査に乗り出した
こんなに格好良いのになあ……


「何が不満だったのさ」


落ちが、かなり
フェイトが、到底太刀打ちできないような大権力を敵に回す演出と、警察やマスメディアが動けないくらいの大権力の演出を平行した結果、どうにも満足できない結果になった、というか
ストレスを溜めさせて、カタルシスをちょっとだけ解放して終わった


「ふうん?」


あと、冴香と姉川が出てこない辺りが物足りなくなってきた
こっちのシリーズでも高田、桐原、相田辺りは好きだが
ところでさ、どうも一巻すっ飛ばしたような気がするのだけれど
もしかして『消えた少年』って、ススキノ便利屋シリーズか?


「えーと……そうみたいだね
というか、検索して上から二番目の人が、お前と同じく、先に『探偵はひとりぼっち』読んで驚いてる」


同士発見
いや、僕も突然主人公に恋人できてるから驚いた
ふむ、『フリージア』系列の話も読んでみるかな


「そうや、『ミナミノミナミ』は?
読まないの?」


まだ買ってない
買う機会はあったのだけれど、未読の本が何冊かあったから何とは無しに先送りした
イラストと粗筋からどうにもイリヤがだぶってさ
大好きな作家の書いた平凡な話を読むのが嫌、というか何というか
お願いです、ロボット出てくる話を書いて下さい


「前情報どの程度ある?」


発売前の電撃MLに載っていた二行の粗筋と、一冊で完結していないらしい、というだけ
もしかするとロボットは出てくるのかも知れない


「ふーん
そんなにイリヤ嫌いか」


ふむ
最終巻の一つ前までは結構好きだった
鉄コミ>猫の地球儀>EGコンバット>イリヤの夏
くらいの順位


「最後じゃねえか」


榎本や水前寺は好きだったし、最終巻だって最後の手紙の部分は好きだった
が、それまでに散々盛り上げておいて、『まあ、こうなるよな』みたいな予想範囲内の終わり方をされると悲しいだろう
ラスト憎けりゃ過程も憎い
シリーズ自体にイマイチな印象がついてしまっているのかな
一、二巻までは十回くらいは読んでいると思うのだけれど、四巻読んだの一回だぜ、たったの


「連載で読んでたんでしょ」


それ込みで二回だな
…………まあ、四巻は大半がたるい展開だし
榎本も水前寺も殆ど出てこないし
連載のときは、ラノベスレで先の展開に怯えながら色々と雑談していたが、結果が見えてしまった以上、この展開のたるさが致命的に感じられる
結果、読む本ないからイリヤでも持っていくか、と伸ばした手が横にスライドし、鉄コミュニケイションの二巻を手に取っているわけだ
ルークーっ!
ナイトーっ!


「うるせえ」


『僕らは、あの戦争を生き残っちゃいけなかったんだ』
とか
『逆賊、誅すべし』
『お前を、連れて行く』
あー、もっぺん読むか
あと、現在微妙に興味ある本が
All You Need Is Kill
多分買う


「絵買い?」


でもないんだけどね
ああ、思いだした
大岩ケンジ『NHKにようこそ』のコミック版書いてるじゃん
あの漫画、どうにも肌に合わないので別の話書いて欲しいと切に願う
というようなことを思い出した
安部繋がり


「付いて来れる人、どの程度いるのか」


あと、退魔師キャスト一人
城にいたころのアルクェイドみたいな感じで、無感情系で<ハンター:アヤカシ>高LVで取ろうかな、と
<ハンター:バサラ><ハンター:マヤカシ>持ってるアヤカシとかも作りたいのだけれど


「ギネヴィア?」


あいつ、イヌ入ってないんだよね
コンセプトは格好良いのに勿体無い
作るとしたら、どうなるかな
…………ジャック・ザ・リッパーでどうだ
ST☆Rの夜を震撼させている、バサラ、マヤカシを狙った連続通り魔事件
未だ捕らえられていないその殺戮者は、災厄前の惨劇の記録と並べ、語られる
アヤカシ カタナ◎● イヌ
能力値5、2、8、6
特技としては
<永生者><都市伝説><ハンター:バサラ><ハンター:マヤカシ>と、カタナの特技を適当に
結構作れそうだな
周囲でST☆R舞台にしたシナリオ少ないので、使う機会あるかどうかは分からないが、一応は気に留めておこう


そういや、アストラル関係で“銀の短剣”って結構格好良いと思うのだけれど、どうだろう
銀ナイフ(七夜+魔剣化)一本持った殺し屋
退魔師でもいいかな


「そんなに退魔師ばっかり作って何する気だ」


ふむ
まあ、もう少し考える