怠惰

米澤穂信の新刊『犬はどこだ』を読み始めて10ページで、
『で、萌えキャラまだ?』
とか当たり前のように考えている自分に気付いてびっくりしたりしている今日この頃
クドリャフカの順番』って物凄い評判になっていたが、いつの間にこんな売れっ子になったんだろうな?
さよなら妖精』くらいまではあまりメジャー作家な感じもしなかった気がするのだけれど
さておき先週の『ハヤテのごとく』は面白かった
この作品、ナギのピンチにかけつけるハヤテ、の展開は別段面白いとも思わないのだけれど、最近の学園編みたいな気の抜けた温さは好きだ
ネクタイの君みたいなキャラ大好きだし
っつか柏木さんは『薔薇のミルフィーユ』読むまでは凄い好きなキャラだったのに
ズレてるけれど悪人ではない有能なサブキャラだったのが、結局は死角の無いサブキャラになってしまった
ああ勿体無い勿体無い
祐麒も理想の弟像みたいなのが透けて見えて好きじゃなくなったんだよな
やはり性格のどこかしらに欠陥あった方がキャラクターとしては面白い
ワイルダネス』の新刊良かった
冒頭でのディーの大活躍から始まって、人を殺したという事実に精神を追い詰められていく丁寧な展開
堀田の出番少ないのが悲しいが、やはり素晴らしく面白い
ローゼンマンは良いキャラだ
あんなに死んで欲しい悪役は久々
悪の美学だとかクソ食らえでひたすら姑息に立ち回る様は実に憎憎しい
さすがにディーとぶつかり合ったら負けるとは思うが、死なずに逃げ切ってエノラの追跡に回ったりしそうな


ああ、本当に意味の無い雑文