四月

■2003/04/30 (水) ラーゼフォンの第一話を観た

あー、……こうゆうのか。
通学中に、突然電車が事故を起こすオープニングフェイズ。
突然戦争が始まるってシチュエーションはいいな。

「公式リプレイ?」

あれ、凄え面白そう。
……展開は大体予想できるような気もするが。

 

ゲイボルグ”の最後のPC、神城早月の複製体になるかも。
帳尻合わせるのは面倒かもしれないけれど良い立ち位置なんじゃないかと思ってさ。

「ゲストでいいんじゃないの?」

ヒロイン過多。
すでに神城と“ベルーカ”がいるんだよね。
だからPC5枠に設定して、いないときはゲストヒロイン、とか。

「……変則的な枠作んな」

PC5枠で、神城早月の複製体で、北条建彦が保護者、とかいわれると楽しくならねえ?
俺はなる。
いや、どうだろう。

「うるせえ」

まあ、こつこつと作成中。
クライマックス考えなきゃなあ。
 

今、ジオブリが無茶苦茶面白い。
多波がそろそろハウンドに入るのかね?
 

■2003/04/29 (火) 聞いた話からすると

現実での中庸思想というのはカオティック・グッドのことを指すらしい。
トゥルー・ニュートラルってどんなのかなあ……普通に生活していく上で、必要性のない考えかただから、発生とかに見当もつかないのだよね。
敢えて言えばシャーマニズムだとかの方向になるのか?

「憶測言っても仕方ないから、ちゃんと資料調べたら?」

いや、珍しいものでさえなければ、別段興味もないんだ。
 

そうそう、いつぞや言っていたダロのシナリオ。
皆とっくに忘れていると思いきや、
『さっさと作れや (゜Д゜)ゴルァ』
みたいな話が数名から。
折角なんで頑張ろう。

「そりゃ何より」

人間期待されているうちが華だよな。
PC3まではまず確定、PC4も暫定。
あとは、ゲスト二人を結びつけるイベントさえできれば、一気に道が開けそうな気がするのだけれど。
今週はずっとシナリオ考える予定。
学校あるし、他にやりたいこともあるんで、日記で延々とシナリオ作成過程書いたりはしないと思う。

頑張って神城は絡ませよう。
 
 

■2003/04/28 (月) 少年魔法士の最新話

盛り沢山でよかった。
“神霊眼”の本質を理解したイブキ。
――全能というものは、絶対の孤独に等しい
苦悩し、自分をやめたいとまで思うイブキと、変わらず側にいるカルノ。
あー、もう、いい友達がいて良かったな、畜生!
この作品は、間違いなく最後まで付き合うね。
僕が今まで読んだ中で一番好きなマンガだ。

ちょっと思ったことなんだが、アメリカとかにも中庸の思想ってあるのかね?
なんとはなしに中華系のイメージなのだけれど。

「てえか、宗教ですらないんだから普通には無い思想なんじゃない?」

道徳色がないからなあ……。
日本でもこれといって思いつかないな。
つーか、中庸の思想って具体的にはどんなものか。
ちょっと調べてみるかな。
 

エンゼルギアで問題だと思うのは世界観だよな。
状況が限定されすぎていて、シナリオが作りにくい。
ドラゴンアームズのときはバハムート所属って縛りが面倒に感じたのだけれど、それ以上だ。

「やりようはあるでしょ?」

んー……PCたちがある街の防衛任務を与えられ、展開フェイズでその街に愛着を持つ人間や、病院から離れられない女の子だのを登場させ、クライマックス前で敵の圧倒的物量の前に撤退命令が、みたいのとかか?
作れば一日で作れるな。

「ベタだね」

王道こそが永遠のスタンダートだぞ。
んー……装飾とかある程度思いつくな。
作ろっかなー?

「で?」

そういうのに使う街を出しにくいような気が……今、ラストエグザイル見ていたわけだが、何でシナリオの幅の狭さを言おうとしているときにネタが出てくるかな。
まあ、とにかく、戦場の幅が狭い。
なんつーかさ……幅が狭い。
……今、また一つネタを思いついたことは置いておくとして、幅が狭い。

「お前、何やってんの」

全くだ。
えーと、まず単純に使えるフィールドが狭い。
地理的な問題な。
あと、鎖国のせいで、敵パイロットとの絡みみたいのが使いにくい。
OPで相打ち、小島に不時着みたいなのもできるが、まあ何度もできる手じゃないし。
で、後が無い上に敵との接点もない為、裏切り系統の話もしにくい。
シュネルギア反対派がちょっと悪さするくらいだろ。
陸路は使える為、空輸の護衛みたいな任務も扱いづらい。
この辺、結構不満点多いな、僕は。
 

25日の日記、思い出したことがあったので少しだけ追加。
面白えなあ。
 
 

■2003/04/25 (金) で、遊んできた

サンプルシナリオ1を。
先に面子を。
GM:MS−4さん
PL:小山さん、夏背さん、黒野さん、僕

皆して、この『全員PC4枠用PL』みたいな構成に何か致命的な問題を感じる。
以下、枠決めの模様。
入り組んでいるので、敬称略。

MS−4『推奨枠は、ギアドライバー二人と、オペレーターと、機械化兵です』
小山『PC1、誰がやるんだ?』
僕『今、僕できますよ。オープニングの頭で、青空をバックにモノローグが入るんですよ
――ずっと、空を飛ぶことに憧れていた』
MS−4『PC1、負けっぱなしだよ?』
僕『すいません、無理です』
夏瀬『つーか、黒服に拉致されるオープニングでそのモノローグはないだろ』
僕『いや、だからですね、黒服の連中が言うんですよ。我々が、君に翼を与えよう、とか』
黒野『そう言われたら、銃を突きつけて『飛ぶ為の翼は、もう持っている』』
MS−4『今日のセッションは、フレーバーガン禁止』
一同『!』
黒野『馬鹿な、有り得ん!』
僕『我々に死ねというのか!?』

「お前ら駄目」

PC1のアイテム欄に銃あったけどな。

小山『決まりやすいところからいこう。PC4枠を誰にする?』
僕『別にPC4枠じゃなくてもいいなあ』
夏瀬『俺も。黒野でいいんじゃないの?』
黒野『いや、ちょっとPC4以外をやってみたい気もするな』
夏瀬『じゃあ、PC1をやれ』
黒野『PC4で』

小山『じゃあ、俺、PC1やるよ』
僕『えと、夏瀬さん、2と3どっちやります?』
夏瀬『どっちでもいいや。これをやりたいってのが別になくてさ』
僕『ですよね。僕もなので……ダイス振って決めましょう』
夏瀬『多い方がPC2で。……1』
僕『2、じゃあ僕がPC2、と』

かくして、枠決定。

「不誠実とか思わないのか、お前は」

腹括れば、全員どの枠だってできるさ。
てえかさ、こういうPCがやりたいってイメージのしにくいシステムゲームじゃねえ?
全然思いつかん。

「ん。で?」

プロファイルとか作成。
データはサンプルキャラクターのものを使用。
全然スタイルとか決まらないので、搦め手に走る俺。

僕『小山さん、僕が『生き別れ』とるので、行方不明になった兄とかやっていいですか?
適正があった為、かつて実験体として軍部に拉致されたんですよ』

許可を貰ってキャラクター性確立。
休憩後、セッション開始。
 

■2003/04/25 (金) プレイ風景

シナリオ『力の、在処』
GM:MS−4さん

素晴らしいことに、厚紙を貼ったパトス/ロゴスチットを小道具に用意してきてきれたGM
ゴッド指定

PC1:鳴滝凛(14歳) ギアドライバー
PL:小山さん

清く正しいPC1
内向的ジュブナイル生命体
 

PC2:“ゼロ”(17歳) ギアドライバー
PL:僕

本名、鳴滝零
凛の生き別れの兄
ミラーシェイドの高校生
 

PC3:ししおうじまこと(大人) 管制官
PL:夏瀬さん

黒野さんに引き摺られて、みるみるゲルっぽくなっていく管制官
 

PC4:ピックトン(大人) 機械化兵
PL:黒野さん

ハートマンっぽい鬼教官の戦闘機乗り
 
 
ピックマン「凛とゼロの頬を張り飛ばして言います。『サーをつけろ馬鹿者』」

ピックマン「状況を説明しろ、ししおうじ」
ししおうじ「軍曹に発言を許可されたので説明する。現在、無数の天使が……」

ゼロ「桂さん……あなたの乗っていたこの機体に、アイツが乗ることになりました……」

ゼロ「安心しろ。お前は俺が守ってやる」
凛「結局僕は……守ってもらうしかないんですか」
ピックマン「違うな、お前が街を守るんだ」

全員で大爆笑。
いや、すげえ面白かった。
戦闘はかなり楽しいな。
ダブルクロスが侵食率を削る戦闘なのに対して、ロゴスを削る感じで。
これだったらシナリオ作りたいと思うよ。
E.G.コンバット読むぜ。
 

■2003/04/24 (木) 明日エンゼルギアを遊ぶことになったので

秋葉でルルブを購入。
一通り読んだから、復習がてら雑感を。

初見の感想は……巻頭漫画3ページだけ読んで
『浅羽来た――――っ!』
まあ、浅羽じゃなかったわけだが。

「そりゃね」

えっと……説明を楽にするために幾つか用語対応を。
合気――パトス
気合――ロゴス
業――アガペー
因縁――ダーザイン

システム的には、ドラゴンアームズと天羅・零の合いの子みたいな感じか。
判定方法や、パトスの稼ぎ方は天羅。
オペレーターとか指揮官とかの扱いはDアームズと近い。
特技もDアームズと同系だけれど、コストはロゴスで支払う。
天羅では業が108で修羅化したけれど、エンゼルギアではアガペーが666になると天使化。

「戦闘とかも天羅?」

うん。
白兵攻撃は白兵で回避することができ、その場合突き返しが発生する、とかね。
攻撃距離のシステムがよく出来ていてさ、
<格闘><白兵>は同一エンゲージのみ、<砲術戦闘><誘導兵器>は同一エンゲージ不可、<射撃戦闘>はどちらも可能。
遠距離攻撃は各射程が決まっているけれど、どの程度厳密に扱えるかは不明。

「ん、ヘクスシートを使うような説明はないんだね」

だな。
戦闘オプションやバッドステータスが結構あるので、巻末チャートに纏めて欲しかった。
で、武器やエンゼルギアの種類は結構豊富。
ただし機体の自作は不可、残念。
で、世界設定。

1938 統一帝国とヤシマが他国に戦争を仕掛け
1945 合衆国制圧の寸前に天使”が出現。合衆国軍の指揮下に
1986 統一帝国壊滅
     統一帝国亡命政府を迎え入れ、ヤシマ鎖国
     八門計画により結界を張る
1999 「合衆国」の3発の呪法弾道ミサイルによって、結界の一部が破られる

以上。
40年間敗走を続けたってのも凄い話だ。
あ、そうそう。
『経験点の量は、Dアームズ』
熱いね。

「少ないのね」

不満点は、前述したバッドステータス絡みと、あとダーザインの操作。
ここの部分は実例を挙げて説明してほしかった。
一番分かりにくい。

「んーと……終わり?」

意外と書くこと少なかったか。
結構面白そうだと思ったよ。
EGコンバットみたいなのやりたいなあ……普通にシナリオ作るかもな。
あとは戦闘バランス次第。
 

あ、あと、32ページのチュートリアルと、189ページのコンテが好き。
 
 

■2003/04/23 (水) ブックオフで発見した漫画

イラク軍vs国際連合軍』
まあ買わなかったわけだが。
表紙に『起こりうる戦争をシミュレート』とか何とか書いてあったんだが、
いきなりオープニングで、イラク軍の奇襲によって海軍が敗走。
『そんなシーンがどこにあった』
つーか、泥沼の市街戦って結局ないの?

「何で残念そうなのさ」

自分が熱くない距離なら、火事は大きい方が楽しいだろ。
千人死んだ、とか言われても只の数字でしかないよな。
 

『ハイ・フロンティア』読んだの何回目かな。
舞台は30年程度先の未来。
どうにか宇宙産業が民間企業でも行える時代の、宇宙屋たちの話。
まあ『星のパイロット』シリーズは、四の五の言わずに読んどけって気はする。

ところで、やはり特配が読みたい。
なんか、学校付近にも乗り換え駅付近にも置いてなくてさ、今度新宿か秋葉で探そうかと思っているのだけれど。

「あの文体は飽きるんじゃないかったの?」

ノリが違うなら、それはそれでいいんだ。
感想サイトの紹介見て読みたくなった。
 

■2003/04/22 (火) ふと、考える

ファイアーエムブレム飽きた。
つーか、苦行はやめだ。
何が悲しくてゲームやってストレス溜めなきゃならんのだ、ファッキン。

「気づくの遅っ」

カタルシスとは、ストレスを越えた先にあるものなのだよ。
この超えられないストレスはどうかと思うが。

「つーか、超えられる人間の為のハードモードじゃん
キミがそうじゃなかっただけ」

可能な限り戦略を考えても当たり前のように全滅するんだぞ!?
『勝てる戦だけをするべきです』とかナルサスみたいなこと言ってると、一生ダイラム領で隠棲しているしか道がない。
……ふむ、してみると奴の判断は賢明だったのか。
パルス復興なぞ吹き込まれたせいでいらん苦労を背負い込む羽目に。

「ワケが分かりません」

まあ、あれだ。
とにかく飽きた。
なんか他のソフトでも買ってくるかね。

「……暇なん?」

いや、別に。
本当に暇だったらPS2買ってるな。
ちょっと片手間に遊ぶゲームがあればいいんだが。
最近読みたい本がなくてさ。
とりあえずハイ・フロンティアを読み返している。

「特配は?」

……勘、なんだけどさ、小川一水の本って2シリーズも読む必要がないんじゃないか、と。
あの地味なテキスト沢山読むと、食傷して嫌になりそうな気がする。

「そういうもの?」

そういうもの。
 
 

■2003/04/21 (月) イラクすげー

と、昨日と同じ書き出しだ。

「同じレベルで扱うかよ」

いや、さすがにこちらの方が凄い。
アイアンメイデンだぞ、鉄の処女だぞ。
とりあえずここ参照。
中世に使われた拷問具の〜とかいう紹介のされ方をしていると思われるアイアンメイデン、まさかこの21世紀にもなって実用されているとは!

「……多分に趣味的要素が強いから、実用とは違うんじゃないかな?」

ふむ。
まあ、なんにせよ凄いよな。
今に生きる伝統というか、

「違うから」
 

25日、買うのはサモンナイトかなあ……イラスト、黒星紅白じゃないんだよね。
いや、別に好きなわけでもないのだけれど。

ファイアーエムブレムは?」

あのだな、大国ベルンに立ち向かう為に西を目指し、途中で遭遇した
『そんじょそこいらをうろついている只の山賊の一団』
相手に死に物狂いの戦いやってるわけだ。
わざわざ今、新作買う必要もなし。
 
 

■2003/04/20 (日) ファイアーエムブレムすげー

去年発売したGBA版をやっているわけだが。

「前、クリアしてなかった?」

なんとなくやりなおしたくなった。
RPGとかSLGとか、二週目が有利になる要素を全てこなした上で、二週目はやらない、というのが普段の僕の遊び方なのだけれど。
今回は気まぐれで。
で、二週目から選べるハードモードで遊んでいる。

「ハードだった?」

一番最初のステージで五回以上全滅した。
なんというか……敵パイロットが全員アムロのロボット大戦というか。
こちらのエースユニットより、そんじょそこらの雑魚敵Aの方が強いという超絶バランス。
騎兵二騎に追われて逃げているお姫様の救出に、エースユニット三体送り込んだらあっさり返り討ちにあった。
今、第五章に入ったところなのだけれど、四章で全滅した回数が二十回じゃきかないという……序盤の1ステージで10時間くらいか……全クリするころには悟りが開けるんじゃないかって気がするな。

「それ以前に全クリするまでやるの?」

さて?
 

ブラックラグーンの最新話、“ベイヴ”のカッコよさに死にそうです。
何アレ、何アレ、何アレ。
 
 ■2003/04/18 (金) 星の導き三巻読了

次が楽しみだね。
このシリーズの難点を挙げるとすれば、主人公が駄目野郎。
主人公に理想論語られてもね。

「あれだよ、ほら。トラウマあるらしいし」

その見せ方だよな。
きっかけになったシーンの見せ方は悪くないのに、トラウマとしての表現方法が巧く書けていない。
まあ、全体の文章としては悪くないやね、華はないけれど。
 

■2003/04/17 (木) イリヤを読んだ

大したことなかったな
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ 
 ∪  ノ 
  ∪∪

「吊ってんじゃん、思いっきり」

一行目でいきなり
『死ぬことばかり考えていた』
とか言われて、何をどうしろというのか。
まあ、今回は良かったな。
満足できた。
今また繰り返される、平和だったあの頃の思い出。
かつて、イリヤが榎本に語った一言。
最後の道の、果てにあるもの。
次号で最終回か……。
まあ、甘っちょろいハッピーエンドを鼻で笑うような演出やってくれたから変な方向には進まないだろうし、安心できる。
 

で、導きの星
全三巻じゃなかったのな。
今三巻の途中なのだけれど、スワリスたちがついに産業革命を成したところ。
飛行器で大空を飛ぶことを夢見るヒキュリジの少年トッコと、彼に惹かれるスワリスの少女の話とかさ。
そして時代は造られた炎……原子力国際紛争の時代へ。
四巻の発売が待ち遠しいね、この人の他作品も評判見て読んでみることにした。
『こちら郵政省特配課』辺りの予定。

今日、他に買った本としては、FSSの新刊と「北へ。」の画集。
FSSは連載の方で読んでいるので一言だけ。
『見なかったことにしてるんだからプロムナード載せんな』

「『北へ。』も今更感強いよ」

導きの星イラストレーターも村田蓮爾でさ、その画集を買う予定だったのだけれど。

「今月新しく発売するやつ?」

いや、あれは多分買わない。
9800円はちょっとな。
一冊目の画集が欲しかったんだが、どうにも見つからなくて代わりに買ってきた。
村田蓮爾の画集はいずれ新宿なり秋葉なりで探すとして、だ。
北へ。」の画集は大当たりだったな。
元々大槍さんのイラスト好きだったし、後半のラフ集も纏まっていていい具合だし。
 

っと、書き忘れ。
イリヤがラジオドラマ化。

「ほう」

あんま期待してないけどね。
 

■2003/04/16 (水) 導きの星が面白かったので

今日はその紹介。
二回読むかどうかは微妙なので、図書館で済むっちゃあ済むのだけれど、かなり面白い。

導きの星小川一水 ハルキ文庫

主人公は<外文明監察官>辻本司。
その仕事は、発展途上にある地球外知性体の文明育成。
三人のB級目的人格をパートナーとし、百年単位の眠りを挟みながら、
司は惑星<オセアノ>のリス状知性体「スワリス」と「ヒキュリジ」を導くことになる。

まず、この初期設定が巧い。
文明のブレイクスルーポイント、大きな時代の転機に、司達は文明をより良い方向へと導くため、オセアノへと降りる。
つまり、科学史上の見せ場的なシーンが各章の表題になるわけだ。

第一章 炎の夜明け……狩猟採集時代
第二章 蒼い牙……金属器勃興時代
第三章 南方楽土……貿易航海時代

みたいな感じ。
それぞれ炎、青銅、航海技術の発明。
で、外文明監察官の三原則というのが“保護・育成・不接触
よって、スワリス達の姿を装い、影ながらブレイクスルーを手助けすることになる。
まあ、例によって失敗続きなわけだが。

シヴィライゼーションみたいな感じ?」

やってみたことがないからよく分からないのだけれど。
基本的にPLはやれることがない。
放っておいても文明は発達するし、放っておいても差別は起こるし、放っておいても戦争は起こる。
例えば、司達の仕事は、その戦争が無限の連鎖とならないよう、双方が適当な痛み分けで終わるように走り回ることなわけだ。
で、物語は時代に変わり目に立ち会う、司、スワリス、ヒキュリジたちの視点から語られる。

スワリスたちは二章にわたって登場できるような寿命は持っていないのだけれど、その中で中核となる血族がいる。
左耳の曲がったスワリスの女性。
初めて樹上生活から地上に降りることを発見したチキ、
青銅器による争いを必死に止めようとした王女チチュカ、
ヒキュリジたちの済む大陸を攻め滅ぼさんとする女王フェチカ、
宗教弾圧の中、天動説を証明しようと観測を続ける王女クラリコ。
彼女らは皆、時代の変わり目の中にその身を置くことになる。

フェチカとかすげえカッコいいぞ。
クシャナみたいなキャラクター。
誓いの証明のために、迷わず自分の尻尾を切り落とすような感じ。
一日一冊の予定だったのだけれど、もう二冊読み終わってしまった。
全三巻なので、明日買ってくる。
 

■2003/04/15 (火) で、売っていなかったわけだが

明日また見に行こう。

アニメの話。
毎週月曜、夜一時半よりTV東京『ラスト・エグザイル』
番組欄でタイトルだけ見たときはアニメかどうか分からなかったのだけれど、OPの一番最初の部分で見ること決定。
何故なら、キャラクター原案が村田蓮爾

「ああ、なるほど」

世界観もカッコよくてさ。
以下、オフィシャルサイトからのコピペ。
 

産業革命時代の雰囲気を色濃く残した世界、プレステール。
そこに住むクラウス・ヴァルカ(15歳)は、父の残したヴァンシップ(小型飛行艇)を使って、幼なじみのラヴィ・ヘッド(15歳)とともに空の運び屋をしていた。
彼らの夢は、父達が越えることのできなかった、はるか上空の巨大な嵐・グランドストリームを越えること。だがある日、謎めいた少女アルヴィス・ハミルトン(11歳)を空中戦艦シルヴァーナに送り届ける依頼を受け継いだことから、彼らは、世界を揺るがす戦いに巻きこまれてゆく。
大いなる風と雲の海が広がる世界、プレステール。
はるか上空を吹き荒れる巨大な嵐、グランドストリーム。
プレステール上で対峙する二大国家、アナトレーとデュシス。
いま、激動と波乱の物語の幕が開ける!
 

舞台は、空!
貴族の女の子に、戦場にいる父親への手紙を届けて欲しい、とか依頼されるような素敵オープニング。
今期はこれだけ抑えとけばいいかな。
ウルフズレイン、なんか最近つまんないし。
 

フルメタルパニックの新刊見かけたので購入、後、読了。
いつも通り安定して面白い。
テッサの出番減るのかなあ。
で、ついでに導きの星を二巻まで買ってきた。
明日からちょいちょいと読むつもり。
 

■2003/04/14 (月) 今月の18日は

電撃hpの発売日です、が。
ここで状況を整理しよう。

1・イリヤは全四巻
ソース

2・今度のタイトルは『最後の道』
ソース

つまり、次の話はラストか、ラスト前の話である可能性が高いというわけだ。

かかってこい
 ∧||∧
(  ⌒ ヽ 
 ∪  ノ 
  ∪∪

「吊る気満々かよ」

学校の近所の本屋、電撃hpの入荷が早くてね。
明日明後日のうちに読めるとは思うんだ。
いや、もう、鉄コミと並ぶほどの見事なエンディングを期待。
長さ的にはあと二話くらいだろうけれど、今回分がいつもの1.5倍って可能性もある。
 

■2003/04/13 (日) オチ

寝坊して行けませんでした
かなり楽しみにしていただけに、ショック大だなあ
まあ、しょうがない
で、折角なので選挙行ってきたくらいかな、今日は。

あれだ、当分の間TRPG絡みの話書く予定が無いので、そういうの期待している人は、ここ見に来なくていいと思う
誰のせいでもないんだが、気入れて空振るとちょっとね。

「てぇか、自分のせい」

うん。
当分は他のことやろうかなあ……学校始まるからシナリオ作るのにはいい環境になりそうな気もするがね。

 

先日紹介したフリクリで、劇中曲に使われているPillowsってバンドの曲使ってるFLASHがあった。
ここ

「まだ飽きてなかったの?」

割と。
特にコミック版は、本当に好きだなあ。
前言ったように絵が大好きだし、台詞も好きなのが結構あるかな。
軌道上から街を爆撃して、

『――こんな高いと人なんか見えないだろ?
空爆の障害は想像力だね』

とか。
ちなみに、興味わいた人。
フリクリの単行本は信じられないくらい売っていないので、見かけたら買っといた方がいいかもね。
マガジンZコミック、人には薦めないが。
 

■2003/04/12 (土) 明日は

BLOSSOM行く予定。
TRPGは一月ぶりくらいか。

「結構空いたね」

そうだなあ。
まあ、既存キャストで普通に参加してくるつもり。
新しいキャストとか、あんまり思いつかなさそうだし。
イヌとかやれれば楽しそうなんだけどねー。

「イヌいないねえ」

IANUSにオメガシステム(スタンドアロン)を入れた奴とか考えたのだけれど。

「ネタに困るとスタンドアロンに走ってない?」

そうかも。
一応、理由というものもあってだな。
千早冴子から依頼を受けるアクトで、オープニングでキャストらしさを出せる。
普通のイヌで、普通に依頼を受けるオープニングってのは苦手だ。
トーキーとかも同様。
普通のキャストって苦手なんだよね。
自己診断によるとだな、どうも僕は他のPLというものを基本的に信用していないのではないか、と。

「……なんか最低なこと言ってる?」

どうだろう。
言い方をかえれば、自分からアクションを起こしていけるキャストの方が好きってことになるのかな。
人から絡まれることを前提にしたキャストとかをあまり使わないのって、その辺が理由なんじゃないかと推測している。

で、オメガシステムのイヌは、かなりキャラクターが立つわけだ。
なにより、神業でキャラクター性を出せるのが良い。
『オメガシステムによる即決裁判――判決、死刑』
で、市民IDを抹消して<<とどめの一撃>>とかさ。
人情系の話では『N◎VAよりの永久追放』とか言えて、若干の柔軟性もある。
あとは、オメガシステムを起動していないときの性格さえちゃんと作れば上手く動く気がする。

「ふーん。ところでさ、オメガシステムってブラックハウンドの隊員は全員アクセスしてるもんじゃないの?」

……マジで!?

「いや、知らないけど」

まあ『俺がオメガシステムのコアだ』とか言ってれば済むか。
今から作るのもアレだしな、とりあえずは保留。

 

先日、連載の方のイージスを読む。
『また、あいつか』

「好きでしょ?」

いや、まあ、大好きなんだが。
 

■2003/04/10 (木) アルスラーン戦記を読み返していて

指輪物語の感想を一つ、思い出した。
『攻城戦のシーンで、防衛側が煮えたぎる油を使わないのって間違ってるだろ』
城門にオークの群れが突っ込んでくるシーンとか、絶対油撒くと思ったのになあ。
日本の城攻めでも昔から使われていた伝統だぞ?

「いや、中つ国は日本じゃないから」

……その通りだ。
にしても、アルスラーン戦記凄いね。
メインキャラ六人、全員に魅力がある。
今読んでも面白いわ。
 

学校の時間割りを見るに、毎日朝から授業なことが判明。
軽く絶望。
どうしたもんかなあ。

■2003/04/07 (月) いや、なんつーか

アメリカ人の煮えも凄いね。
NWNやっているわけだが、死霊の彷徨う森を抜けた先に、霧に包まれた村があるわけだ。
門の両脇には串刺し死体が連なり、住人は皆生気の無い様子でうろついている。
エスト名『永劫なる夜の村』

ブレカナっぽいね」

悪徳は結構見かける。
そのままブレカナのシナリオになりそうなクエストも結構あるし。
で、遊んでいてNWNのシナリオ作りたいな、とか思うわけだが、何をどう考えても『TRPGでシナリオ作る方が百倍ラクそう』という結論に落ち着く。
まあDMG出ないと話にならないね。
キャンペーンとかやりたいのだけれど、好みなのかな、僕の。
第一話とか普通に考えた。

D&Dの世界観とか知ってたっけ?」

俺ワールド。

「……うわぁ」

まあ換えの効く話なんで平気だとは思うが。

 

 

上海退魔行欲しいなあっ……『二千円で』!
 

■2003/04/04 (金) 昨日、Pillowsのことをインディーズと書いたが

実際にどうなのかはよく分からん。

「お前には分からんよ。インディーズの意味も知らんお前にはな」

くっ……、っつー茶番はさておき、実際意味を知らないのだよね。
別に知らなくても困らないのだけれど。
 

今日は『二つの塔』を観てきた次第。
立ち位置おいしいなあ、アルゴラン。
リソースを貪り喰ってる感が無きにしもあらず。
『うわ言吐きながら回り道してるだけのフロドよりよっぽど主人公らしい』

「戦わないからねえ、フロド」

最後のサムとの会話は好きだな。

『いつか、きっと語られます。
「ねえ、おじいちゃん、指輪とフロドのお話をして」
「ああ、あのホビットは本当に大した者だ」』

『お前も語られるんだよ、サム。
彼がフロドを助けつづけた勇者だ、と』

結構ツボなんだ、こういうの。
で、レゴラス
立ち位置はそれなりだが調子乗ってるね。
素晴らしいPC5だ。
 

で、映画の途中までは、メインメンバーも無敵ってわけじゃなくてそれなりにシビアな感じがしていたのだけれど。
ギムリとアルゴランの二人で城門前のオークをなぎ倒したり、レゴラスが弓で梯子の留め金撃ち抜いたりしているのを観て思った。
やはり、アルスラーンっぽい、と。
凄え読みたくなったんで引っ張り出したとこだ。

「まあ、面白い話だよね。
次巻は2004年の春だっけ?」

その辺だったと思う。
うん、で、映画は大変面白かった。
エントとかの戦闘も良かったんだが、不満も一つ。
ホビット、一人要らねえのが居るだろ』
つーか、ホビット四人のうち一人くらいには女キャラでいいと思うのは僕だけか。

「原作物に何無茶苦茶言ってやがる」

ジュヌヴィエーヴとかさ。

「中つ国じゃねえ。挙句、ホビットじゃねえ」

完結編が楽しみやね。
で、予告編観ていて幾つか。
ラスト・サムライ』どうよ、とか。
あと驚いたのが『CHICAGO』
ただ同じ名前なだけだと思っていたのだけれど、ミュージカルの映画化なのな。

ボブ・フォッシーだっけ?」

そうそう。
ミュージカルの方が大好きでさ、CDも持ってる。
一応は観に行く予定。
『普通にミュージカル観た方が面白いんじゃないか』とかいう確信もあるのだが、さておこう。

 

 

イリヤ、全四巻!?
……あと一話、か?
 

 ■2003/04/03 (木) そういや

昨日新聞で、昔の哲学者かなんかの引用していたんだが、ちょっと良かった。
『嘘とは、人生を耐える為に必要なものである』

「いい言葉?」

言ってることはどうでもいいが、『人生を耐える』って表現は好き。
拗ねてる感じがしてさ。
 

昨日、当然書くべきだったこと、ニナモリが一番好きです。アニメ版でもコミック版でも。
で、『フリクリ』は面白かった。
簡単に紹介しておこう。
・・・・・・断念。

「不思議な表現すんな」

説明が難しい。
なんというか……不条理系なのかな。
普通の街で普通の生活を送っているヒネた小学生ナオ太のところに、自称宇宙人の家政婦がやってきて、ナオ太の頭からロボットが生えてきて、日常生活を送る。

「ワケ分かんない」

僕も分からない。
ノリと勢いがあって好き。
なんつーか、エヴァでさ、軌道上から墜落して攻撃してくる使途がいたじゃん。
それに対しての作戦が『落ちてきたところをギターで打ち返す』
で、落下してくる様をメインスクリーンでモニターしている連中が

『目標、回転しています!』
『……シンカーか!』

こんな感じで。
話のテーマ自体も結構好きかな。
通して観れば、話の内容は大体分かったし。

ゆっくりとファンになったのかも知れない。
あ、あとコミック版の作者の『ウエダハジメ』ってのは同人畑の人らしく。
絵に関して同意権の人が多いようで嬉しい。
 

で、劇中曲に『The pillows』ってインディーズバンドの曲が結構使われてるんだけどさ、使い方が上手くて。
歌詞も相まって、心に残るシーンが結構ある。
んで面白いのが2chの流れ。
フリクリに使われるまで、ピローズのファンにとっては
『私だけが知ってる良いバンド』だったのに、フリクリによって
『私と、アニオタ共が知ってる良いバンド』になり、フリクリを蛇蠍のように忌み嫌っているわけだ。
その辺の荒れ具合が中々。

「最低の話だな、おい」
  

■2003/04/02 (水) 昨日は

『Bloodrayne』といゲームのデモ版を遊んでみたわけだが。

「何それ」

洋ゲー
主人公はダンピールの女エージェントBloodRayne。
説明はここ参照。
僕はこの手のゲーム詳しくないし上手くもないのだけれど、かなり楽しめた。
主人公の能力が色々と楽しくてさ。
例えば、入り組んだ工事現場みたいな場所で三階くらいの高さから狙撃してくる敵がいる場合、

対策
1:加速モードに入り、ライフル弾を目で見て避けながら応戦
2:狙撃モードに入り、マシンガンでスナイピング。当然フルオートで全弾命中
3:ジャンプ一回で接敵し、ブレードで攻撃、或いは吸血

吸血鬼最高。
なんつーか、遊んでると敵キャラの人間が血袋にしか見えなくなってくる。
不満点は、ブレードのコンボに要らない動作が多いこと、かな。
まあ面白いので興味在る人はやってみてもいいのでは。

「……これって、体験版の公開されたの相当前じゃん」

うむ、今更感がなきにしもあらず。
 

あー、そーだ、あと『フリクリ』観た。アニメの方。

「ほう」

コミックで分からなかったことが結構分かったかな。
なんか色々と変わってる部分あったけど。
最後の終わり方とかはコミックの方が好き。
キャラクター的には、マミ美の出番が随分少なく、カンチのアクションがカッコよく、ハル子がカッコよくなった。
コミック版、なんでハル子に惚れるのか分からなかったし。
あと、ギターがカッコいい。

「あの、サーフィンボードみたいにして空飛ぶやつ?」

そうそう。
この世界、海賊と呼ばれる奴等がいるわけだ。
『海賊王アトムスク!』とか『海賊力をなくした貴様なんぞが!』とか『まさか、海賊化したのか!』とか。
どうにも海賊たちの武器は皆ギターらしく。
『まさか、あのギターはアトムスクの……!』
『間違いない。(なんとかかんとか)の何年型!』
アホらしくて良い。
しかも使用方が『ぶん殴る』だったりする辺りが尚更。
 

で、声を聞いて思った。
成る程、こりゃ黒猫もパクリっつわれるわ。
どうでもいいことだがね。