六月

■2003/06/29 (日) 宝塚の

アメリカン・パイ』を観てきた
萩尾望都作品の舞台化
曲や歌はよかったが、構成とか間にいまいち不満が残る
売れないミュージシャンが不治の病に冒された少女に出会う話なんだが、
最後の一人語りのシーン、空っぽの椅子にスポットライトが当たる横で、

『約束通りに、俺は今もリューが帰ってくる日のことを待っている
だから、これにはリューの死んだときの話はないんだ』

って台詞が良かったかな

 

マルドゥック・スクランブル』を読み始めた
今、一巻で法廷が終わった所
なんか味の無いテキストだね、嫌いじゃないが
読むのにストレスを感じさせない辺り、技巧はあるんじゃないかと思う

 

ときに、『NHKにようこそ!』『ネガティブ・ハッピー・チェーンソーエッジ』の表紙イラスト描いているのが阿部吉俊だということに今更気付いた
はーはーはー、なるほどね
NHK買ったときにイラストレーター探そうと思って、漢字名出てなくて断念したんだっけか、そういえば
一つすっきり
 
 

■2003/06/27 (金) ガンスリンガーガールの二巻を購入

パスタの国の王子様がダントツかなあ
次点が家庭菜園
マルコーひどいよう

「アンジェリカは、好きなタイプのキャラクターでしょ」

それでも一番萌えたのはナイフ咥えたトリエラなんだがね
シーンでは、作戦二課の面々が雁首そろえて御伽噺考えてるところ
なんかほのぼのしてしまった

全体的に停滞感があると思う
もうちょっと状況動かないものか

 

PCを全員、輝明学園後方処理課の所属にしたキャンペーンを考えた

「……だらだらしたキャンペーンが好きなのって問題あると思う」

PCの設定を途中で作っていけるから楽なんだよ
昔の、人気が出ればどんどんエピソード追加していくタイプのアニメみたいな
乱馬とかさ
シナリオネタは思いついた、が
成長とか報酬とかで楽しむのってキャンペーン前提な気がしてねえ
 
 

■2003/06/26 (木) ALSのリプレイ

冷静に考えるとエンディングは綺麗だったね
 

ここのところ忙しくて嫌だなあ
明日になれば一区切りつくのだけれど
合間合間で何とはなしにシナリオ考えたりしながら
やっぱりNWはシナリオ作りやすいな

「なんでV3でなくてNW
世界観?」

あー、世界観は大きいな
S=Fでゴブリン退治シナリオ作るのも決して嫌いではないのだけれど
どうも違和感というか、いまいち嵌まらない感じを受ける
NWの方が好き勝手やれる感覚…………おや?

「なに」

NWって魔人学園できるのか、もしかして
今、結構びっくりしているんだが
頭の中、物凄い勢いで魔人学園のテーマソングが……えーと。、魔人学園らしいシナリオっていうと……何?
旧校舎でのレベル上げと、超カッコいい人狼教師以外何も覚えてないでやんの

「ほら、こう、前世がどうとか」

そんなだったか?
まあ、いつも日本刀持ち歩く剣道部とかできるわけだ
何の話だっけ?

「なんでV3でなくてNW」

魔法データ以外、NWの方がV3より面白いと思っているから
あと、前述した世界観も
嗜好の話だけどな
Adのキャラ作成好きだったし

「CD?」

そうなのだけれど

 

不意に考えたOP
PC1が最初はウィザードじゃなくてだな、エミュレイターとの戦いで傷ついた異世界の勇者と激突して死んでしまうわけだ
PC1を生き返らせる為に、異世界の勇者はPC1の体の中に、

「寝ろ」
 
 

■2003/06/25 (水) きくたけまいりを買ってきた

異能使いのイラストが……(´・ω・`)
果てしなく購買意欲のそそられない絵だ
サンプルキャラのイラストこれなのかなあ……

そsて、その一方で表紙イラストが超萌え
吸血鬼で、外見少女で、黒のサテンドレスで、持ってる熊のぬいぐるみが二丁拳銃!
最早何が何やら

「中身は?」

一応V3の追加データ目当てだからなあ
リプレイは、なんか普通だった
感覚が麻痺している可能性もあったりなかったり
追加クラスは、正直微妙
ぱっと見た感じ、ぷちが結構強いんじゃないかと思った
マジックナイトは、エラッタが出るまでは凄く強いんじゃないかな

「マジックインパクトの回数制限ね」

LVだからなあ……あるだろうなあ……
まあ、いいか
エラッタとFAQが一番嬉しいかも
 
 

■2003/06/24 (火) 六門のリプレイを読んでいるのだが

現在二章が終わったところ
このリプレイ本気でむかつくな

「例の、GMの一人語りとか?」

それは別にどうでもいい
面白くもなんともない自分突っ込み繰り返していることや、ここまで読んだ部分で一度たりとも笑えなかったりしていることは別にいい
TRPGとは?みたいな話は、端から読む気もないのでそれもいい
文章が下手なのはそれだけで評価外だが、それだってむかつくかどうかとは別問題

「じゃあ、なに」

レオーネのPL、馬鹿じゃねえ?
PCじゃなくてPLが我儘なだけだろ、これ
その挙句、所々に出てくるGMの説明が「今回のPLたちはGM経験豊富な猛者たち」だの何だの
ご立派な経歴だな、おい

「まあ、その辺読んでいて腹がたった、と
システムは?」

さあ?
只、召還獣にPLがつくのはいいと思った
魔王のようなロールプレイするゴブリンとかできるんだろ?
僕の中では召還士と召還獣の関係が、セラスとアーカードのような感じに

召還士「(納屋を指差して)見敵必殺 見敵必殺 オーヴァー」
ゴブリン「認識した、我が主」

これで死ぬのも一興か

「……まあ、納得さえできればいいんじゃないかな、何でも」



キリクのデータ新案
『魔獣召還:殺戮衝動』とかで超強いクリーチャーデータ作成
<獣の力>7LVくらい取ればSの40ダメージくらいは容易い
問題点は経験点がすげえかかる
使いたいキャラクター作るのに経験点100点払うのは全然構わないのだけれど、キャラクター性おかしいからすぐ嫌になりそうな気がするんだよね
まあ、データは<魔獣召還>でどうとでも出来そうなのでキャラクターの方を少し考えようか

「なんで没って選択肢がないのかな?」

イラスト描いちゃったしなあ
そういえば家と学校、両方とも液晶モニターなんだけれど結構見栄えが違うわけだ
普通のモニターでどう見えるかってのは、どうやってチェックしたらいいものかな
結構困っているのだが
色が滲む学校モニタの方が見栄えよく見えてるってのは、あまりよろしくないことのような……

■2003/06/23 (月) ジャンプの新連載

和月っぽい絵だと思ったら、本当に和月だったのな
今、他サイト見て初めて知った
なんというか、面白みのない漫画で
校庭で主人公が自分の異変に気付くシーン、その様子を見ているヒロインが
『学校の屋上の給水塔の上』
にいるのが一番面白かった

 

ここ数日、毎日のようにlainの画集見ては幸せな気分になっているわけだが
今まで買った画集の中で一番出来がいいな、これ
以下、僕の持ってる画集一覧
僕的評価順で

『an omnipresence in wired』安部吉俊
『LITTLE WHITE』NOCCHI
『華札』OKAMA
『THE SPHERE(同人)』CHOCOLATE SHOP
『玄』末弥純
『予感』弘司
『OKAMAX』OKAMA
『u-1 kumakura works 1995〜2001』熊倉祐一
『MIX NOISE』斎藤岬
『神ノ童』七瀬葵
ギルティギア ゼクス ドラフティング アートワークス』

意外と少ないね
華札はフルカラーコミックなので微妙に違うかも
あと、FSSの設定資料集とかは微妙すぎて除外

「評価基準って、なに?」

んー、最高点のlain画集を参考に
まず、絵が好み
それとイラスト一枚ずつやラフ1ページごとに作者のコメントとかついてる画集はポイント高いね
よく巻末とかに載っている
あと、最後の方のラフ画の有無で随分違う
これがあると画集って気がするだろ
てゆーか、ないと只の『仕事一覧』になりがち

「で、Lainはこの辺が全部ある、と」

キャラクターイメージ固めてる段階のラフとかあるしね
他に、
・素晴らしい出来の見開き一枚絵
・人物レイヤー
・背景レイヤー
・鉛筆画
それぞれが分けて掲載されている
ここまで載せてあるのは他に類を見ない
更に、高いだけあって厚みも十分で、イラストが少ないとは全然思わない
いや、本当に凄いわ
 

ときに、アニメ上がりのイラストレーターって上手い人多いよね
下積みで動画描く時期に、延々と先輩の原画をトレースすることで人体の把握ができていくらしい
できていかないと生命に関わるらしいし
まさしく、今に生きる徒弟制度!

という話を書こうと思ってたら、lainのキャラクターデザインの頃って阿部さんまだ学生だったらしく
『上手い人間は上手い』
この辺に落ち着いた
 
 

■2003/06/22 (日) どうしたもんかな

キリク・フォーゲルヴァイデなわけだが
現在のコンセプト『ナイフ一本で何でも解体できる』

「コンボは?」

全然決まらん
ダメージ上げるのって以外と面倒くさいな
<剣槍>とか、元のダメージ高くないと意味ないし<<尊厳無き死の印>>+<剣槍>ってのもなんか面白みがないしなあ
最初は<<闇痛の印>>5LVくらいで取ろうと思っていたんだが、闇の眷属に効かなくなったのな
困った

「不可能なコンセプトから逆算してPC作るな」

目指すはSの40点ダメージなのだけれど
ルナの特技とかダメージ意外と上がるのだが、隠密状態からでないと使えない
で、その辺緩和する因果律はキャラクター設定上取りたくない
手詰まり感が強いなあ……一応、対応策が一つないこともないのだが

「なに?」<<二重影の印>>
二回行動の一回目で隠密して、二回目で攻撃

「……奇跡級まで持ち出すか」

それもどうかって話だよな
ときに、<<神竜撃の印>>に使用回数制限がないのは闇の誘惑かなんかですか

「只の誤植です」

他に使用回数制限がないのは<<深淵の印>>と<<均衡の印>>
まあ、誤植か
<魔器所有>4LVくらいで取るのも手軽だが……普通のナイフって辺りに美学が

「益々もって不可能じゃねえか」

……<<神竜撃の印>>二個くらい取るのが一番楽か
闇によって鍛えあげられた悪夢のような殺人技術!

「馬鹿みたいにDP下がるけどね」

一発3D10だと、さほどでもない
回避不能、ダメージ+30、攻撃発生
代償R3コンボよりも全然性能が良い
まあ、戻ってこれるかどうかとは別問題なわけだが

なんかねー、普通にやってたら絶対不可能なキャラクターっぽい
 
 

■2003/06/20 (金) どうも、いかんね

『正真教教会に僅か五十七振りしかない聖剣センチュリオ
そのうち二本までもが一人の人間に与えられるという途方もない例外の意味が分かるかね?』

とか、心の中の悪い俺が
<二刀流>と相性悪いのは確かなんだけれどねえ
壊れたらってのはおっかない

「同じ因果律の二重取りはかなり黒に近いからやめとけ」

ディアボルス入れてもいいのだけれど
ああ、今日始めて気付いたんだが、アクシスの特技って<祈念>とも組み合うのな
想像もしていなかったのでちょっとびっくり
コンボとか、あまりこれといったものは思いつかず
<重武器>と<軽武器>が組み合うって言われてもなあ……

「それなりに強いんじゃないの?」

<聖撃>かけて、<旋風撃>+<剣槍>でI+48って?
嫌いではないが、そういうキャラクターでもないしなね
アダマス入れる予定だし

未来マーテル、現在アダマスってところかな?
いっそノエルと一緒でも構わないのだけれど

「マーテル アダマス マーテル?」

必要なだけの能力、それで事足りるんだ
……何でこんなに損した気分になるんだろう……もう少し考えるか

 

そうそう、星虫読み返し始めたんだよ
こんなにエコロジー思想の鼻につく小説だっけ、これ?

同級生の女の子「このままじゃ地球の環境はあと百年もしないうちに云々」
主人公の女の子「え、本当なの!?」
同級生の女の子「視聴率がとれなくなったからTVとかじゃ見なくなったけど云々、日本のマスコミはこれだから駄目」
先生「うん、実際にそういう問題は云々」

読みながら苛々と
エコロジーという単語は大嫌いだ
つーか、何だこの会話は……社会の教科書か?
売る本の山に追加

 
 

■2003/06/19 (木) ディテクトイービルに反応したら殺すね、僕は

「何これ」

や、なんか揉めているらしく
命乞いをするコボルトの子供だのって、可哀想な殺戮者っぽくて嫌じゃねえ?
イービル属性なのに悪じゃないNPC出すようなGMが悪い
連中の命乞いなんて、その場凌ぎかこちらの隙を伺っているかのどちらかだろ

「……何でアライメントの説明も読んでないくせに自信満々なんだろう」

とりあえずDMG買った、読んだ、難しい、断念
PLはともかくGMできる気しないね
僕にはS=Fレベルで十分

 

あと衝動買いで『Lain』の画集を

「衝動で画集買うのよせ、高いんだから
つーか、何ゆえ今更Lain?」

今月のマザーは諦めたがね
本屋でカバーがかかっておらず、何気なくぱらぱらと捲り、迷わずレジへ
四千円近いから画集としても高い方だけれど、完成度が素晴らしい
あ、イラスト描いてるのこの人ね

灰羽とかNia_7の人か
……何でNia_7の画集じゃないんだ」

いや、なんか、Lainの方は伏目がちだったり目が死んでいたりするイラストがたっぷりで、つい

LainのTVシリーズは前に少し見ただけなので簡単に調べてみたら、不意に凄い単語発見

『実在したUNIXウィザードの平和的秘密結社「ラムダ算法騎士団」』

凄いね、現実

 

それとブレカナのPCを一人
パラディン”ってハンドルでセンチュリオ持ち

「センチュリオはスタイルまで限定されるから面白くないとか言ってなかった?」

言った
ついでに、パラディンの時点でアーキタイプになりそうだと思って回避気味だった
が、アーキタイプを少し別の方向性にずらす
元々は、凄く分かりやすい旅の聖騎士を考えてたんだよ
ギルガインみたいな感じで壮年の騎士

「んで?」

年齢をぐっと下げる
19歳とかその辺
教皇庁より、年若くして聖騎士に叙せられた青年、とかで
カイ=キスクみたいな感じで、年若いゆえの理想主義
で、甘ちゃん

「……他のPCを立てるキャラクター……頭でも打った?」

いやいやいや、今の僕は超良いプレイヤーなので
で、ノエルに惚れている
「悲しき恋のさだめ」とか「許されぬ愛」とか「哀しき歌声」とか……まあ、なくてもいいか

「データ見て回避したね……」

で、ノエルはエステルランドに行ってしまった、と
立ち位置はシナリオに応じて調整
凄いね、僕の作ったPCとは思えない
 
 

■2003/06/18 (水) 書くことねえよ

雨足がもう少し弱ければ新宿よってDMG買う予定だったのだけれど
明日以降に延期
気が向いたらシナリオ作ろうかとも思ったのだがね
少し思ったこととしては、1LV段階ではD&DよりS=Fの方が面白そうだな、と

「V3?」

正直、V3はあまり好きではないので
生死判定とか

NW、或いはAdだな
プラーナの存在が中々面白い
使用制限のある戦術的なリソースが全PCに容易されているってのは良いね
神業や奇跡みたいな絶対性がないだけに、使い方が重要になってくる

対して、成長はD&Dの方が面白そう
マジックアイテムによる強化があるからね
宝探しというのがダイレクトにモチベーションになる
シナリオは作りやすそう
まあ、ちょっとD&Dのシナリオ作ってみようかな、と
駆け出し冒険者の概念とか新鮮で少し扱いかねているかも

「最近聞かない単語を……」

S=Fとか『元凄腕暗殺者のファイター』
でもレベル1、みたいなの普通にいるからねえ
 

ああ、そうだ
本屋でRoleなんとかって雑誌読んだ
異能使いのイラスト、こんなんかよ
 
 ■2003/06/17 (火) 電撃hpを読んできた

面白かったし、纏まってもいたのだけれど最終回としては物足りないというところ
何でもない一話としてなら良い出来だと思うのだけれど、少し拍子抜けしたかな
打ちのめされるような一撃が無い、というか
あー、でも、榎本すげえカッコよかったな

「単行本書き下ろしでエピローグあるんでしょ?」

それを差し引いてもね
……これまでの作品と違って、クラマックスのカット進行がなかったから盛り上がりに欠けたのか?
ルークvsナイト、とか焔vs幽とか
或いはカデナとかさ、極限状態での盛り上げ方ってのを分かってる作家だと思っているのだけれど、
今回の場合視点を少しずらした所においているから物足りないのかも知れん
 

単行本は八月十日発売、ラジオドラマは来月の十何日から
まあ一応は聞く予定
で、ついでにビートのディシプリンも読んできた

『九連内かよ!』

以上

 

■2003/06/17 (火) 引っ張ったわりには

つまらないオチがついたな
もうちょっと冷静に生きていこう

「冷静に、ねえ」

シナリオ作る分の時間空いたので、停滞していたデモンベイン再開
これまで、進行ペース週一話という盛り上がりっぷりだったわけだが

「惰性だ……」

煮えテキストには拒否反応ないのだけれど、ギャグパートのテキストがね
かなり寒い、一昔前のギャグ系ラノベみたいな感じで
僕の場合まずテキストの出来で判断するから第一印象はかなり悪かったんだよ
そんなに面白いストーリーとも思わなかったし

「つーか、どんなにストーリーつまんなくてもテキストが気に入ったら絶賛するじゃん、きみ」

綺麗なテキストは芸術作品だと思うね
まあ、とにかく、そんなわけでちょっとずつ進めてきたわけだが、

「突然凄く面白くなった?」

別に
ただ、六話が終わって面白くなりそうな気はしてきた
ギャグが薄かったからって可能性もあるがね


思うに、だ
僕がアニメ見る目ない理由と通じるものがあると思ったね
飛行艇乗りたちの話だよ!すげえ面白いよ!」
とか言っていても、評価サイトの人とかは
「構成に不自然さが目立つ」
とか話してるわけだろ
それと同レベルのこと言ってるんじゃないかな、傍から見ると
あ、あと、ネタとしての面白さと、評価対象としての面白さは違う、とかね



昨日久しぶりにPainterで落書きしていたのだけれど、目星をつけておいたフリーソフトを導入
ここにある支援ソフトなのだけれど

「具合は?」

まだちょっと使い慣れていないが、すげえ便利だと思う
えーとだな、これまではCG描くとき、
・机の上にタブレット、右手にペン
・膝の上にキーボード、左手でショートカット操作
って体勢だったのだが、キーボードの変わりにゲームパッド持つだけでいいってのは素晴らしい
ショートカットしないとやってられない機能なんてズームイン・アウトとアンドゥ・リドゥくらいだしね
机のスペース問題とか色々解決する気味
惜しむべきは、このサイトで紹介されても使用者なんて一人も増えないのではないか、という


今日は、イリヤ読めたら夜も日記書くかな?
どうだろう

■2003/06/15 (日) 最近の日記の時間軸、分かりづらいね

まあ、GMしてきた
以下、PC番号順


マックスペイン”ブリック・マクシミリアン PL:夏瀬さん
ノイマン/モルフェウス
ワークス:UGNエージェント
カヴァー:UGチルドレン

能力名は“バレットタイム
FH総帥のクローン
銃を召喚する
 


“アザー・ゴッズ”九頭竜亮一 PL:三田さん
ブラックドッグ/サラマンダー
ワークス&カヴァー:高校生

九頭竜神社に所属する退魔師の高校生
九匹の竜を召喚する
 


“グリム・ネスト”緑島塔次 PL:矢野さん
モルフェウス/イグザイル
ワークス&カヴァー:探偵

重病を患った、オールドタイプの探偵
近年稀に見る良いPL
 


“トラップメイカー”水代行人 PL:緋先輩
ブラムストーカー/エグザイル
ワークス:UGエージェント カヴァー:執事

神城に使える老執事
糸使い
片眼鏡
 


“アーバンテラー”御陵零一 PL:黒野さん
モルフェウス/キュマイラ
ワークス:傭兵 カヴァー:暗殺者

能力名“時計仕掛けのオレンジ”
自在に物体に変えるテロリスト
 

まあ、ね。
PC1と2の説明聞いた時点で嫌な予感はしていたんだ、ワリと。
オープンングで、

PC1
高峰「……お仕事が、決まったの」
ブリック「そうか、お前の力を見せるときだな」
GM「もっぺんハンドアウト読め」

PC2
神城「そのオーヴァードがね」
九頭竜「それで、そいつは邪神……きみたちの言い方でいうとジャーム、なのかい?」
GM「…………」

この時点で、さよなら叙情性

PC3
水代「了解しました。そう言って社長室の窓から飛び降ります」
GM「……なんで飛び降りるんですか」
水代「あ、じゃあパラシュートを開いて」
GM「……いや、そうでなくて」
水代「直通エレベーターで降ります」
GM「どこのですか」

そして、PC4のオープニング
・キャラクターの設定(重病)を生かし
・求められている行動を過不足なくこなし
・なおかつカッコいい

終わった瞬間皆で賞賛
夏瀬さん「すげー、こんな普通なシーン久しぶりに見たよ!」
僕「そうですよね、おかしいところのないシーンなんて、ここ最近全然見ませんよね!」
なんかとんでもなく駄目な話の気もするが、『周りから反対意見が全く出ない』辺りがさらに駄目だった。
 
 

■2003/06/15 (日) そういえば、ロイス取る段になって

緋先輩「マジかよ、三田のかよ」

ひどく正しい意見だと思う、が。
一人でコズムを捻じ曲げつづけていて、

御陵「ゲイボルグのことについて、何かしっているか?」
九頭竜「古い伝承に、二つ名の神というものがあります」
御陵「っ………そ、そう、か……(顔を背けながら)」
 

GM「では、向き合った水代と御陵を取り囲むようにして、特殊部隊の人間が300名ほど」
水代「あなた一人に300人加わったところで私の相手ではない」
御陵「じゃあ、お前一人に10000人加わったところで俺の相手ではない」
水代「あなた一人に地球全部が加わったところで、」
御陵「おまえ一人に太陽系が加わったところで、」

キャンセル
 

戦闘中
九頭竜「これが、九匹目の竜だ。オーロラが辺りを包み対象を焼き尽くす」
GM「……オーロラで攻撃?」
九頭竜「いや、オーロラがプラズマになるんですよ」

その後

九頭竜「オーロラが現れ、地面からマグマがせりあがって辺りを焼き尽くす」
GM「……NPCは死ぬんですか?」
九頭竜「いや、優しいマグマなので邪悪の存在以外を焼くことはありません」
 

九頭竜には謹んで『キジルシ』の異能を進呈したいと思う
『自分がオーヴァードなどというものじゃない』とか言われるとは思わなかった

「きみ、前に同じような魔法使いやりたいとかいってたじゃん」

PC2ではさすがに控えるぞ
まあ、あれだ

今日から良いPLになる宣言

三田さんと矢野さんのプレイングを同時に見て何かに目覚めたね、俺は

「三日坊主になりそう……」

三日も保つやら……。
で、シナリオへの感想とか、改良点とか、概ね予想通り。
直せないこともないだろうけれど面倒くさい。
いい加減、飽きた。
直すとしたら探偵枠の代わりにデイブレイクを置くのだけれど。

 

一つ、凄く反省している点があってさ
シナリオのネタが、オフィシャルゲスト使った一発ネタにしか過ぎなくて酷く安易だ
面白いとは言って貰えたが、自分では相当嫌いなタイプのシナリオなんだということを再確認した
オフィシャル設定の隙間を明かすようなシナリオでっちあげて、形ばかり装った感じ
……改めて考えると反吐が出るな、捨てよう

「それはそれは」

手を抜いたつもりは全くないのだけれど、軽薄な感じがしてひどく嫌だ
そのうちブレカナのシナリオでも作るよ
 
 

■2003/06/14 (土) ねみ

現在朝六時四十五分、シナリオ完成
以下、ハンドアウト
今日GMしてくるので、帰ってきたら感想とか書く予定

シナリオ名『デイブレイク』

PC1
ワークス:UGチルドレン
ロイス:“白(ベルーカ)”高峰沙耶
慈愛/恐怖

“ホーム”で、いつも貴方の後をついて歩く少女がいた
人見知りをして、人を傷つけることを怖がって、いつも泣いているような女の子
貴方は、知っている
この少女にもいつか必ず、初めての“仕事”を命じられる日がやって来ることを
今は、その日が少しでも遠いことを願わずにはいられない

PC2
カヴァー:高校生
ロイス:神城早月
好奇心/疎外感

あなたのクラスには、一人の変わり者がいる
神城早月
高校生にして神城グループの現会長
周りを寄せ付けず、自分から近づかず
いつも一人でいる彼女のことが、妙に気にかかる

PC3
カヴァー:探偵
ロイス:“デイ・ブレイク”
同情/憐憫

あなたの下へと舞い込んだ風変わりな依頼
『――この子を救い出して貰いたい』
窓一つない部屋の中、一人膝を抱えて俯く少女
写真に写るその悲しげな瞳を見て、あなたは依頼を受けることを決意した

PC4
カヴァー:エージェント
ロイス:神城早月
感服/不安

神城早月――それが、貴方の仕える、主の名だ
子守りを押し付けられた、と嘲笑する者がいた
また元の仕事に戻れるさ、と気を利かせる者がいた
その全てに対し、腹の中の侮蔑を以って応えてきた
あの日、まだ幼かった少女を守ると誓ったときから、貴方は彼女の傍にあり続ける

PC5
カヴァー:暗殺者
ロイス:“魔槍(ゲイボルグ)”
執着/敵愾心

同じ闇の世界の住人として、“ゲイボルグ”の名は幾度も耳にした
曰く、逃れえぬ死
曰く、必殺の魔槍
曰く、最強の暗殺者
その名を聞く度に、貴方の内で何かがざわめく
それが――殺意であると気付くまでに、さほどの時間を必要とはしなかった

■2003/06/14 (土) マトリックスTRPGの妄想話で字数喰い過ぎた

というわけで続き。

昨日使ったD&Dのキャラクターの成長やらスペルやらを考えていたのだけれど。
弾き出された未来予想図。
『ファイター2/バーバリアン2/レンジャー1/ウィザード1』
どんな生き物だ、これは。
普通のダイスロールで、バードやったときくらいの目があればなあ……レンジャーでなくてパラディン入れるんだが。

「ダイスロール、ねえ……
『俺の実力を見せてやろう』とか言いながらロールして、いきなり1・1・1・1出してりゃ世話ないよね」

違うっ、あれは練習だったんだ!

「いつの時代の人だ、お前は」

結局ポイント割り振りにしたんだけどねえ。
あ、そうだ。
昨日のセッションで面白かった光景。
野外を歩いているときの隊列が3×3だったんだが、双頭の巨人にあった直後のフォーメーション

前衛がタワーシールドを並べて壁を作り、
中衛が長射程を生かしてZoCを張り、
後衛が左右に散って弓を撃つ

まるでローマ軍のような、統制された完璧な動き!

「ストラテジーゲームの、モンスター系ヒーローユニットvs雑兵部隊みたいな……」

あ、ちなみに双頭巨人のMRは5だったっぽい。
どうりで勝てるわけだ。
ハーフオーガ込みのPTで、1対9で二人死んだから……6人PTだと全滅か。
必死になれば三人くらいは生き残れるかも……良いバランスだな。
元々僕のPC、数に入らないくらいの弱さだったし。
精密射撃を持っていないアーチャー。

「お前は、先を見据えすぎだ」

そろそろ前衛に立つ事を考えられるくらいにはなったかな。
近接戦闘主体にして盾をラージシールドに持ち替えて。
えーと……一体相手ならAC28か。
防御戦闘で29、ないし30。
あの巨人相手にすること考えたら、もう二点くらい欲しいな。

「防御専念で32でしょ」

ふむ、壁になれるくらいにはなったのか。
どちらかの側面を守ってもらわないと瞬殺されるが。

「まあ、十分なんじゃん?
攻撃力過多なPTなんだし」

それもそうだ。

成長案はもう少し考えよう。
レンジャーが嘘だ。
ただ、ファイター4も悪くないのだけれど、EXPペナルティのせいで他クラスが取れないし、5LV目は意味がない。
バーバリアンの移動力増加と直感回避が美味しいんだが、特に後者。
……Chaあれば迷わずパラディンなのにっ

「ローフルグッド?」

……ああ。

■2003/06/13 (金) アニマトリックスを観た

ねみぃ。
いや、勿論、夜の三時に観たからって可能性も否定はしないが。
ただ、やっぱり全体的に眠い内容だった。と思う。

「好きな話もあったでしょ?」

The Ditective Story
OPがすげえ。
フェイトやりたくなったよ。CDなやつ。

あと、別の意味で面白かったのがProgram
マッドハウスの担当だったので絵柄はやっぱりDだな、とか思っていたら
『決着のつけ方までDだった』
びっくりだ

前々から思っていたのだけれど、こういう世界観のTRPG欲しくない?
ドラゴンマークみたいのよりは『マトリクス』パクった方が分かりやすいし。
PCたちは仮想世界の中ではオーバーパワーを持ったエージェントなんだろ。
サンプルシナリオ1は、仮想世界を現実と信じて疑わない高校生なわけだ。
それに、アニマトリックス観た感じ、文明レベルにはばらつきがあるっぽい。
ファンタジー世界とかやれるじゃん。
マシンガンでドラゴンとか魔神とかと殺しあいたいんだが。

「お前の嗜好丸出しだな」

仮想現実維持の為のプログラムを、殺戮者とかジャームみたいな位置付けにしてさ。
シナリオのアーキタイプは人材の確保、とか。
より強い情感を引き出す為に、仮想世界に何らかの事件を起こしているって設定ならシナリオ自体作りやすいし。
……仮想世界のヒロインとかに感情移入しすぎると、マトリックスに残ってNPC化したりするのか。

「FEARの総合的なシステム自体がアーキタイプ化してる気がしない?」

するね。
シナリオを作りやすい方向に突き詰めていくと、悪い敵集団を出すのが一番手っ取り早い。
実際S=FよりもNWの方がシナリオ作るの楽だもんね。
で、能力の代償としてDPとか侵食率とかカルマとかがあって、どうこうするとNPC化。
確かにアーキタイプかな。
僕の好みとしてはがんがん死ねる戦術ゲームも欲しいなあ、というところ。
魔神のマシンガン叩き込むのって、フレーバー演出+シャドウランくらいのルールが一番爽快感あると思うのだがね。

「結局、フレーバー演出は入るんだね」

フレーバーはいいねえ……PC5の生み出した文化の極みだよ。

「……寝言を」

ブレカナは、戦術的な行動が取りにくくてフレーバーが挟みにくい。
メタルヘッドも重いしなあ。
サタスペの戦闘ルールは綺麗だよね。

「そういうもの?」

そういうものだ。
 
 

■2003/06/12 (木) D&D3Eの日

PL9人。

「なんで二択立つ人数でやるかな……」

フロンティアスピリットとか、そういうものが色々と。
GMが黒野さん。
で、PLが木枯さん、小山さん、夏瀬さん、からすさん、BLUEさん、ブラフさん、Arasiさん、池田さん、僕。
オフィシャルから発売されたキャンペーンシナリオ第一弾をぎちぎちにチューンしたものらしく。
街を出てダンジョンに向かう途中、最初のランダムエンカウントでアンバーハルクに遭遇。

(アンバーハルク
――地底の殺戮者
MRは8、即ち平均レベル8で4人前後のPTの敵として丁度良いLV)

「何LVPTだったの?」

1、ですが何か。
相手が気付いていなかったので全員走って撤退。
そして、再びランダムエンカウント表。
嬉しそうにバットを振り回す双頭の巨人に遭遇。
MR7。
しかも物凄い勢いでこちらに接近中。
二人死亡。
街に帰り、疲れを癒す。

「……勝てるんだ」

意外にね。
理由の一つとしては、前衛系にハーフオーガが多くて出鱈目に強かった。
で、まあ、前衛が二人死んでキャラクター再作成。
その結果生まれたPT.
ハーフオーガのファイター&バーサーカー(取り混ぜて五名)
エルフのローグとファイター、人間のクレリックとローグ、計九名。
ドアを開けるときとか、後衛が弓構える一方で、獲物を構えたハーフオーガ五名がひしめきあっている次第。
なんつーか強いね彼ら。

ダンジョンの半分ほど進んだ辺りでタイムアップ。
結局のべで五人くらい死んだのかな?
キャラシー二十七枚用意しておいてこれでは、言わねばならない。
『ぬるいダンジョンだったな』
 

その後、朝佳さんと合流して晩飯。
サタスペやりたいなーとか、そんな話を。
 
 

■2003/06/10 (火) つまり、あれか

2D6ブロークンフィスト』が次世代のスタンダードか。

「お前が何を言っているのかさっぱり分からねえ」

……まず、GMが2D6振るんだよ。
で、それをレーティング表に当て嵌めることで不可思議な殺人事件が。

「お前の頭の中で、レーティング表はどんな形をしている」

知らんよ、見たことないし。
 

コミック版の『GOTH』購入。
綺麗な線だなあ……この作者さんの初単行本らしいのだけれど。
当分は絵買いで決定。
 

やたらと眠いので、今日はこの辺で。
 
 

■2003/06/09 (月) 何気なく一昨日の日記を改変

そ知らぬ顔でな。
とりあえずは用事が一つ片付いたのでシナリオ作成に入れる。

「どんな感じ?」

ミドルの5シーン目までのルート決めて、今3シーン目。
OPは出来ている。
結構調子いいんじゃないかな?
今日、5シーン目まで片付けたいが、さて?
クライマックスのイメージをもう少しちゃんと固めないと、後で悩みそうだな。
 

本屋で何気なく、一度も読んだことのない『るくるく』の新刊を手にとって読んでみた。
……けふぅっ!

「……ステロタイプにも引っかかるんだ」

いや、もう、なんというかね、あっはっはっは。
デフォっちゃあデフォなんだがね。
るくが可愛い。
 

サタスペ買ったー。
サタスペやりたーい。
それも沢山。

「安易な」

実のところ、昨日唐突に遊びたくなってRemix99読み返していたのだけれど。
やりたいPCいたんだよ。
吸血鬼ハンター。自称。

「確信犯かよ」

ちょっと調べたら夏瀬さんがやってた。
見なかったことにする方向で。
既存のPCでキジルシが一人いたからハンドルつけて使おうかな、と。
そういえばサタスペのルールで疑問が幾つか。
今度誰かに聞いておこうかな。

「TRPGNET辺りで質問したら?」

……僕が?

「他に誰がいるよ」

……ま、まあ、今度。
 

先日、コンビニで見た風景。
僕はワリと犬より猫派なのだけれど、死ぬほど可愛い犬を発見。
コンビニの入り口のところに繋がれている子犬がいてさ。
飼い主らしいお姉さんが店から出てきたら凄い勢いで脚にじゃれついていたわけだ。
で、お姉さんが首輪を外して歩き始めて。
よっぽど嬉しいのか後ろ二本足でぴょんぴょん跳ねながら追いかける犬。
店内全員の心の突っ込みを感じた。
 
 
 ■2003/06/07 (土) マリみて

レイニーブルーまで読んだのだけれど、まさか鬱展開での引きが入るとは。

「それが無いっつって誉めてたのにねー」

つうかさ、年代変わって入ってきた面々に魅力がないのだけれど、どうしたもんか。
エピソードが足りないからそう感じるだけか?
キャラ立ちしていた薔薇三名がなあ。
まあ、代変わりしたのは仕様がない。
続きが気になるね。
 

ときに、コミック版の『GOTH』が発売しているらしい。
連載で読んでいただけなのだけれど、お勧め。
エピソードが少ない分だけ乙一の原作よりも密度が高い。
あと作画が綺麗。

「結局、そこか」

最重要課事項ですから。
 

ゲームが凶暴化
洒落っ気があっていいやね。
あと、状況的にはシナリオになりそう。

■2003/06/06 (金) 続・口から出任せ

で、魔神信仰の話だが。

「殺戮者が昔のヴァルターの王様でも全然おかしくないんじゃない?
アーグリフは強さを最重視しているから殺戮者でもなんでもいいだろうし」

魔印刻まれると闇の眷属になるんだっけ?
花押の代償とか、悪徳の方向性を曲げるだけなのかなあ。
ベイレムーヴァに花押を刻まれた殺戮者は財宝を求め始めるとか。
……ベイレムーヴァの呪いで死してなお財宝を捜し求める亡霊海賊団とか出せば、それだけでシナリオになるな。
頭の片隅にでも置いとこう。
殺人衝動があるから殺戮者を追う、でもいいんだけどねー。
GMに負担がよってしまうのであまりやりたくない。
あと、安易過ぎて面白くない。

「後のが本音かね」

微妙かな。
魔印持ちのPC一人考えているから屁理屈捏ね回しているのだけれど。
カアスを信仰するオークたちの中の殺戮者とかって、他のオークの虐殺とかしないのかな?

「そしてオークは絶滅の危機に……無いんじゃん?」

魔神が手駒として殺戮者を作るってのは良く分かるんだ。
短期的に大量の贄を得る為の手段としては有用だから。
ただ、自分の信奉者たちの中にそれを作るメリットがなあ……。

「集団で信奉者持つような魔神自体があまりいないんじゃない?
帰依者ってのは概ねの場合個人レベルであって、共食いみたいな自体は想定していない、とか
パラモルとか、個人レベルでの堕落を楽しむイメージだけど」

ふむ。
ああ、そうか。
カアスなんかの場合は殺戮を求めるハイオークに花押を与えてオークの軍を指揮させるのか。
殺人症の場合は最前線で鬼人の如く戦う、と。

「つまるところ、帰依者の魔印持ちはやめとけって話だ」

無難だなあ。
使いやすさとしては、クレアータの特技が持てる因果律なんかがアーキタイプか。
自分のしていることが恐ろしくなって……みたいなの。

「使いたい魔印持ちってなんだったの?」

“狂公子”キリク・フォーゲルヴァイデ
コロナ アングルス 何か

その殺人癖から、表向き病死とされてフォーゲルヴァイデ家より追放された王子

普段の性格を変えればワリと面白くなるのかな?
虫も殺せない感じで。
戦闘方法のイメージは決まってるんだけどね。
ナイフで解体。

「アングルスで殺人鬼……ブルーマン?」

そんなのもいたなあ……。
 
 

■2003/06/05 (木) 『いとしき歳月』読了

演出が素晴らしい。
三薔薇それぞれの視点から語られる出会いと、その切り替えのタイミング。
白きはなびら辺りでも思ったのだけれど、普通の小説が書ける作者なんだろうなあ。

ラノベじゃなくて?」

ラノベだからどうこう、とか言うつもりは全くないから勘違いしないで欲しいのだけれど。
読みやすいように、分かりやすいように簡略化された書き方ってのがあるだろ。

「そう?」

確たる意見があっているわけじゃないからイメージね。
会話分を主体に置いたりとか、そういうの。
で、この作者はそういう文章に加えて、状況を連ねただけの文章を書ける人だと思う。
それも、ラノベ並の読みやすさで。
凄い作家だと思った。
あと文章が綺麗。

「ずいぶんとまた高評価で」

綺麗な文章と面白い文章は別物だけどね。
面白いのだけれど、イマイチ評価が固まらない。
日記にあまり時間かけられないし。

「今、書いてるのは」

手早くね。



素手に<尊厳なき死の印>ってカッコよくない?
コードネームは『死神の手』で。

「いいけどさ……
魔印持ちをPCでやるのってどう思う?」

状況次第、PC次第、PL次第。
ハードルとしては魔印持ちで、かつ殺戮者に堕ちない理由だな。
魔神に帰依していれば普通は聖痕を取る。
一番ラクなのは当然使役側にまわること。
あと、聖痕者であることに誇りを持っているってのもいいね。

「?」

力だけを求めて契約したんだったら堕ちるだろうけどさ。
例えばアーグリフ信仰が浸透していた連中の中にも聖痕者と殺戮者はいたわけだ。
殺戮者は聖痕を求めただろうし、聖痕者はそれを狩ったはず。
むしろアーグリフ信仰の中でも『選ばれた勇士』として聖痕者は高い位置に置かれていたと見る。
そういう場合『異端の神を信仰し、迫害されながらも殺戮者を狩る聖痕者』というカッコ良さ気なPCが出来上がるわけだ。

「なんとなく分かる、かな」

殺戮者ってのは個人の欲望を突き詰めた存在だからね、社会体制を壊すのだよ。
それが異端であれ異教であれ。
それを狩る者は、異端の中での英雄足りえる、と。
口から出任せのわりに説得力あるなあ。
意外と面白いんで、明日もこの話かな。
 
 

■2003/06/04 (水) 最近、『マリア様が見てる』を読み始めた

一日二冊ずつくらいかな。
評判になるだけあって面白い。
個人的にポイント高いのは鬱展開を引かないところかな。

「えーと?」

例えば、お姉さまに嫌われているのかも知れない、とか主人公が落ち込むシーンがある。
話の前半でそういう引きにしてからラスト直前で解決、みたいな展開はありがちだろ。
が、この作品の場合、白薔薇様のアドバイスなり主人公の決意なりを割合早い段階で置いてあるわけだ。
展開を前向きにしてからメインイベントなりが入るから気楽に読める。
大変良い。

「はあ。
ところで、突然日記に「お姉様」だの「白薔薇様」だの書いてて違和感はないのか?」

若干。
そういえば、読んでいて川原泉の漫画を思い出した。
『笑うミカエル』だったかな?
まさにあんな感じのお嬢様学校にいる三流お嬢様たちの話。
上級生のお姉様たちがお茶会をやっていてだな、主人公は「コロボックルちゃん」と呼ばれて可愛がられている、という。
視点が川原泉っぽくてさ、いかにもお嬢様な上級生たちと、微妙に首を傾げながら参加するそぐわない主人公、みたいな書き方。

「マリ見てで好きなキャラとかは?」

山百合会のメンバー全員。
その中から更に選ぶと……祥子か。
ジーパン買うシーンが大好きだ。
あと、告白騒動読んだ直後だから江利子も。
出番少なくて目立たないけど。
山百合会のメンバー全員が、それぞれキャラ立ちしていて良い。
 

あと、今日は黒塚の一、二巻を購入。
前に一巻立ち読んだときは源義経が吸血鬼になるだけの話であまり食指が動かなかったのだけれど。
二巻になって、舞台が隕石の衝突で崩壊したあとの地球に。
源義経の呼称が“クロウ”
日本刀とハンドガンで特殊部隊相手に大活躍っつー。
読み終わってみた感じ、買うほどのものでもなかったと思っているので人には薦めない。

「無駄ァ!」

絵も好きだからこれはこれで良いのだけれどね。
 

CoFを少しずつ読んでいるわけだが。
「異形」強いね、複数攻撃とかとれるよ。

「防具装備できなくても……強いか」

強いだろ。
魔眼剣は使いにくいなあ。
鎌鼬>+<花吹雪>とかやってもいいが、そこまでの物でもないし。
神の欠片は、消失条件を見て使う気が失せた。
 
 

■2003/06/03 (火) なんか、最近忙しないな

やりたいことと、やらなきゃならないことが多過ぎる。
もうちょっと余裕を持って生きていきたいものだが。

「多趣味は身を滅ぼすよね」

無理しない程度に頑張ろうか。
 

ダロのシナリオ、そろそろ紙の上で構築する段階は過ぎてきたのでテキストに起こしたいところ。
ある程度シーンを細かく考えないと展開のバランスが取り辛い。
何とかなるとは思うんだが……。

「まあ、作らないと他のことできないしね」

まあね。
ブレカナのシナリオは凄く作りたい。
それに多分、作れると思う。

最近ちょっと思ったんだけどさ、僕がシナリオ作る動機って「面白いシナリオを作りたい」わけではないみたいだ。
多分、楽しくGMやりたいだけだと思う。
ここでこういう演出があればPLは驚くだろう、とかさ。
自分で作ったシナリオは、シーンの目的やシナリオで表現したいものが全部分かっているわけだろ。
だから、楽しい。
自分で「この展開はおかしい」とか「このシーンは何のためにあるか分からない」とか考えながらGMやっても不満ばかりが溜まる。

「……オフィシャルシナリオのGMはやらない、とかいう宣言?」

いや、普通程度にはやれるつもりだけれど。
気分の問題かな、モチベーションとか。
 

……散漫で纏まってないな、今度ちゃんと考えようか。
書きたいことは結構あるのだけれど、時間切れだ。
 
 

■2003/06/01 (日) ブレカナの後で色々話をしたのだけれど

その中で「セッション中のPCのすり合わせ」って話があったわけだ。

「重要なことでしょ」

多分ね。
ただ、具体的なイメージがさっぱり湧かない。
セッション中のすり合わせって何を指すのかね。
アルシャードのクエストとかがそれなのかな?
GMからPLに行動目的を提案、とか。

「話の流れはなんだったの?」

セッション中での暴走の処理、とかなんとかだったような。
セッション前のすり合わせは分かるし、凄く好きなんだよ。
各人どのPC枠を受け持つのかってところまで決まっていると、PCの精度が全然違う。
あとPCのイメージを固める作業ができるので、セッションを楽しみにできる。
引いては、セッション中の集中力が高まる、と。
エンジョイプレイっつー言葉を安易に使うのは嫌いだが重要なことだとは思うね。
が、それに対してセッション中ってのが分からない。
セッション前にできなかったことのフォローとかか?
次善の策じゃん。

「プレプレアクトの効用から考えてみたら」

シナリオに最適化したPCを用意できることと、他のPCを予め知っておけること。
どちらも前準備段階での話だからなあ。

「セッション中、他のPCを見て関係とかをすり合わせるってことじゃないかな」

……セッション前にやった方がよくないか?
先日のクレアータSSS、もっとこうしていれば上手くできたんじゃないかってイメージが全く無い。
いや、全くシーンに登場しなくなればシナリオは上手く進むんだろうが、それは面白くない。

「何をまずったんだか……」

んー……似たようなPCが偏ったせいでリソース喰い合ったのかな。
あの状況、セッション中に調整できるようなものじゃなかったと思うのだが。
大体、殺戮者っぽいゲストが二人もいるのに、わざわざ同じシーンにいるのが間違いなんだよな。
そりゃ三人とも登場したくなるっての。

「つか、失敗だったの?」

自分が上手くできたとは思わないが。
他の人の感想までは知らんよ。

……考えても全然結論出ず。
んーむ。