Forest終了

よく発売したな、これ……

「つまらなかった?」

そういうわけでもないのだけれど
ああ、終盤の一部で一時評価ががた落ちしたが、その部分については忘れた上で簡単にレビュー

舞台は新宿
主人公たち五人は、新宿を取り込むようにして出現する“森”の“リドル”――謎掛けの相手として選ばれる
誰にも知られず、いつ果てるかも知れない命懸けのリドル
森に抗するべく与えられた魔法“ギフト”を使い、“リドル”を幾度も切り抜けながら、物語は核心へと迫っていく
“森”の使いの少女、アリスとは何者か
“森”は、一体何の為に存在するのか

話は幾つかの種類に分かれていて
メインストーリーとなる七つの“リドル”
リドルの合間に語られる、キャラクターたちの日常や、過去、独白
そして、一人の少女に語って聞かせるおとぎ話

それら全てが、ある一つの結果へと収束していく……ところで、あのシーンはねえだろう、ふざけんなっ

「忘れろー、忘れろー」


で、実のところリドル自体が凄く面白いとは思わなかった
パーツとか、設定はかなり好きなんだけどね
例えば、主人公たちが新宿を“漂流”するようなリドルでは

『で、このリドルの出典は何?
十五少年漂流記? それともガリバー旅行記?』
蝿の王って可能性もあるぜ』
『あれは、御伽噺じゃないでしょう』
『そう、風刺、寓話、パロディだ
海の向こうに希望が見える、仲良しこよしの時代じゃないんだぜ?』

こんな感じの台詞回しが多いのだけれど
一つ一つのリドルが長くて、少々疲れる
ちなみに、リドルの内容は異能力バトルではなく、お祭り騒ぎの不条理劇
……終了条件がよく分からない辺りもだれる理由か

「で、好きだったのはどっち?」

おとぎ話
世界の果てにある終わりの村の物語
ブレカナで、物語を集めて回っている旅人とかやりたくなった

 

問題点は色々とあって
開始直後の、何の説明もない不条理展開とか
長い時間不条理展開が続いて、ついていくだけで疲れる“リドル”とか

間違っても人には薦めない
それが苦にならない人なら……7点ちょい、かなあ
終わり方が好きじゃないから6点ちょいで

そしてサントラを激しく希望