何だかんだで

興が湧き『デュラララ!!』読了
面白いでやんの


「何に文句言ってるの?」


この作者、バッカーノシリーズで、ずーっと「平均より少し面白い」くらいのバランスを維持していてさ
購読をやめるタイミングを掴みかね、よし、やめようと思ったタイミングでシリーズ物ではないバウワウが発売
読んでみてやっぱり平均より少し上くらいの面白さで、この作者の本はもういいや、と決断
そのタイミングで突然面白くなるのはどういう了見だ、一体


「面白かったのならそれで良いじゃん
紹介とか、キャラとか、適当に」


現代の池袋を舞台にした群像劇
粗筋は……説明が難しいからパス
登場人物に魅力のあるのが多い
とりわけ好きなキャラクターは折原臨也と平和島静雄、あとはセルティか


誉めるところはいっぱいあってさ
キャラクターもストーリーも設定も文句なし
先への期待で読ませる力もあるし、二つあるエピローグの締めはどちらも素晴らしい
僕にとって一番肝心な文章も、まあ良好
大好きってほどでも無いがストレスもなく、所々でツボを突かれるような台詞はあった
特に『裏』でのセルティの咆哮が凄くカッコよくてさ


――映すのならば映せ、晒すのならば晒せ。この化物の姿をこの世界に焼き付けろ。だが、それが一体如何程の事だというのか。
――これが私の人生だ。私が長い年月をかけて歩んできた道だ。恥じることなど何も無い。


ルークを彷彿とさせる……鉄コミを読みたいなあ
ああ、あと登場人物の大多数がチンピラなせいでレッガー話とかやりたくなるね
キャストは全員アンモニアアベニューのストリートキッズとか闇医者とかで
企業が実験を兼ねて闇に流している違法ドラッグとかがネタ
……ストリートキッズで真正面から企業軍を相手にできる時点で何かが壊れた気もする
まあいいや




日曜までは日記がサボりがちになるかも、だ
こういうこと書いた次の日に日記書くことが非常に多いから当てにもならないわけだが