元ネタあったんだね

弘法大師空海)が『祕藏寶鑰』(ひぞうほうやく)という書物の冒頭で述べている語


生生生生暗生始 死死死死冥死終
(生まれ生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く、死に死に死に死んで死の終わりに冥し)


多くの人は、人間として生まれてきて、何となく生きて、何となく歳を取り、たまたま病気になったりしながら、
さほどのことは考えずに死ぬ順番が来たといっては死んでいく
全く生も死も暗い
しかし本当のところは生と死の問題が怖いから触れたくないのである
なるべくそういうことは忘れて生きていた方が楽に生きられるからである


という類の話らしい
良い言葉だな



『探偵はバーにいる』読了
先日、あまりに読む本がなかったので図書館いって借りてきた
初めて東直己の本読んだな


「どうだった?」


面白かったよ
ハードボイルドはやせ我慢、を地で行く展開で、文章も読みやすかった
札幌の歓楽街ススキノを舞台にした便利屋の話
続きも借りてきてあるので来週読もう