ネコソギラジカル(中)読了

感想:普通
前半がつまらなくて、途中から普通
零崎人識でてきて少し面白くなったくらい
暇つぶしに一回読む本としては悪くないが、二回三回と読む本でもない
まあ、期待自体もそんな感じだったけどな


それはそれとして、マリみての可南子って身長179cmだったのな
高っ


「そういや、MOTHER買ったの?」


買ったよ
携帯機で、セーブポイントでしかセーブできないゲームはどうなんだろう、と思って微妙にやるせない気持ちになっているところだが
絵は想像すると笑える


炎天下、両脇に林が続く寂れた線路の上、バットを引き摺って歩く野球帽の少年
からからと、乾いた音
終わりの見えない線路の上、その足取りに少年らしい快活さは無い
うだるような熱さの中、俯き加減の表情を引っ切り無しに伝う汗
不意に
茂みを割って姿を表したのは一匹の虎
少年の様子を伺う虎と、虎の存在を知って尚変わらぬ足取りの少年
からからと
その距離は少年の足取りそのままにゆっくりと縮まって
虎が、今まさに獲物に飛び掛らんと、後脚を撓め地を蹴らんとしたその刹那
少年が動いた
真っ直ぐな軌跡
全力で振るわれたバットは、容易く虎の額を割った
血を撒き散らし、身体の反応のままにのた打ち回る虎
少年はその傍らで大きくバットを振り上げて
もう一撃
それで、終わりだった
バットにこびり付いた血を拭おうともせず、少年は再び歩き始める
からからと
終わりの見えない線路の上を
点々と屍の並べられた背後を振り返る事無く


LV10にて虎と戦うの、どうよ?