どこぞの感想で書いてあったことだが
主人公とサブキャラの間で、非日常だけでなく日常も共有できているのがあやかしびとの上手さだ、というような文章があった
成る程なあ
「そんなに珍しい設定?」
んー、例えばヴェドゴニア
主人公は吸血鬼に噛まれることで非日常の世界に巻き込まれる
で、日常に戻る為の戦いに身を投じ、その象徴であるクラスメイトは主人公の巻き添えのような形で吸血鬼に噛まれたりとか色々あるわけだ
「お前モーラルートしかクリアしてなかったよな」
まーね
さておき、例えば異能力を持った転入生が云々って話も基本的にこのタイプ
転校生は異能についての知識があり、主人公はそれに協力する事になったり実は異能の力を持っていたり、云々
日常の象徴たるクラスメイトたちは、守るべき存在、あくまで心の支えであり、頼るような存在にはなりえない事が多い
ハロワとかは分かり易いね
「まあ、何となく分かる
人妖という異能力の設定をオープンにしていることで、主人公とサブキャラの間で対等な関係が結べる
結果、守るべき日常の象徴としての同級生たちが、同時にアクションシーンでも活きる、と」
付け加えるならば、実験施設で育った双七の視点で書かれている為、仲間たちとの何気ない日常を大切にしているのがよく分かるんだ
思うままに書いたが妙に嘘臭え
いっそFateと比較でもした方がまだ分かり易いかもしれん
「あれって日常の描写に重きをおいてないでしょ
割と別物じゃん?」
うん
異能バトルという共通点はあっても、主題が全くの別物だしね
っつーか、あやかしびとの凄さは学園恋愛ADVと伝奇異能バトルを過不足無く共存させている部分だと思うのだけれど
どうにも説明が難しいね
そういや、FEARゲーってPCの異能力によって差別受けたりとかってないよな
何でだろ
「前のビーストバインドなんかは、正体ばれると特殊部隊がやってくるんじゃなかったっけ
巻頭マンガだけでのイメージだけど」
ああ、ああいうの格好良くて好き
たまにね、一般の兵士とか銃とかをもっと危険視できるようなゲームをしたくなる
現状でもビーストバインドが一番近い感じはするのだけれど