『病の世紀』読了

悪意という病に立ち向かう医師の話
伝染する悪意、とかそんな感じの奴
で、ガジェットとして出てくるのは当然病気やら寄生虫やらなわけで
人をパラノイアにする伝染病とか人肉を最高の美味を感じるようにする寄生虫とか色々
あれだ、一昨日読んだ本でも思ったが寄生虫の話は体が痒くなる
連想されるビジュアルイメージがあるからなのだろうけれど
こう、白くて細長くてうじゃっとしたのが脳や内臓にびっしりとおおおおぉぉ
ああ、あと針怖い
針千本おおおおぉぉ


「お前楽しくてやってるだろ」


写真とか映像さえ絡まなければ、娯楽の範囲内
や、妙にむずむずして喉の辺り指で叩きながら読んでたが
話としては……まあまあかな
中盤は面白かったが収束の仕方がいまいち
それまでは出来の良いサイコホラーだったのが、途中から普通のミステリ展開になった
ホラーとスプラッタとミステリーの区分がよく分からんね
そこそこ堪能したので、図書館に取り寄せ頼んだ追加二冊まで読んだら当分ホラーはいいや




カミヤドリの新刊読んだが、マドックスとジラルドみたいな関係はダロだとやり易いんだよな
ジャーム化した両親を殺されてUGNに引き取られたチルドレンとそれを殺したエージェント、みたいなの


「そもそも基本になる設定が似てるから流用はしやすいでしょう
感染することで化け物になる伝染病と、その力と共生している処刑者たち
クレイモアを始め色々使われている設定だとは思うけれど
まだウィルスネタで引っ張るの?」


意図は無い
ああ、でも前に少し考えたネタはあるな
形にすれば何とかなりそうな感じではあるが
気が向いたら明日にでも書こう