BLOSSOM行ってきた

久しぶりにN◎VAやってきた
ふと確認してみると、前に遊んだのが八月で、その前が二月だった


シナリオ:屍器奇譚
RL:小林さん



“虎ノ眼”ユウキ PL:サカタさん
26歳 男性
カタナ● チャクラ レッガー◎
桜華逸刀流を使う、川渡子飼いの殺し屋
実は天鵬院悠羽の兄
アヤカシだった恋人・美樹の死に際の頼みを受け、雪を見る為ST☆Rへとやってくる
<錬気>使い
非アストラル系



三日月宗近 PL:ヌマタさん
28歳 女性
バサラ タタラ◎● カブトワリ
ST☆Rの刀匠・九十九正親の弟子
彼の死を受け、魔剣・屍器を打つことになる
<元力:器物>の使い手であり、変化で生み出した武器を武装弓で撃ち出す
が、実際のカット進行中は<パーソナルバリア>による援護系に



“隻眼の魔女”ラプンツェル PL:僕
20代後半? 女性
バサラ● ハイランダー ニューロ◎
右眼を眼帯で覆ったストリートの情報屋
元聖母殿の魔女であり、眼帯の下には対電脳邪眼(色々入れた59)を所持
<元力:虚無>を組み合わせ、アストラルネットワーク(所謂ウェブ空間)を通じて対象の存在を抹消する
聖母殿の実験失敗によって“獣”と化したかつての親友・聖騎士サミュエル・コールバックを追う



ヘカトン PL:カナモトさん
32歳 男性
カリスマ マヤカシ● イヌ◎
ナイトブレイドブラックロッド
エニグマで悪魔を召還し、達成値を伸ばすディフェンダー
キルマーク一個
壊滅状態になったST☆Rをどうにかする為に奔走



“白日の下に(アンダー・ザ・サン)”アルフレッド・各務 PL:ウカイさん
33歳 男性
ミストレス トーキー◎● ニューロ
二児の父親であり、危険な最前線から退いた伝説のトーキー
好奇心が抑えきれなくなったとき、トレードマークのサングラスを掛け、アンダー・ザ・サンとして調査に向かう
ラクからST☆R壊滅との情報のリークを受け、調査に
<シャッターチャンス>7LVの優秀サポーター




えっと、何から書くかな
まず結論
N◎VAで初めてキャスト殺された
そして、無茶苦茶楽しかった
死んだせいもあるかも知れないが、今までに遊んだN◎VAの中でトップ3に入るくらい面白かったね
順を追って話そう



BLOSSOMの卓分けで面子決定
ユウキ以外の四人が新造キャストになり、キャラ作成
前前から一度やりたいと思っていた魔女を作ることにし、ハンドルだけ決まっていた“隻眼の魔女”を完成させる



OP開始
回想シーンで“獣”の制御実験に赴くサミュエルを罵倒する
曰く、
・こんな望みの無い実験に赴くお前は大馬鹿だ
・魔女の言葉など、呪いにしかならないよ
・持っていけ、気休めにしかならないかも知れないがな
条件反射のように流れる台詞
流れるままに吐き出しながら、後々のリソースにする為に記憶に留めておく



リサーチ諸々
PC同士のやり取りやら“獣”と化し理性を失ったサミュエルとの再会やら黒幕についての情報収集やら、色々



クライマックス、大惨事
敵強い敵強い敵強い敵強い
カット進行で両者ガリガリ神業削れた後
こちらの防御系神業がラプンツェルの<<電脳神>>のみの状況下
プロット二枚残したサミュエル(こちらは全員1or0)が、ラプンツェルに<<死の舞踏>>
正直、この直前までは、ラプンツェルに気があるサミュエルと、それに応えるつもりのない魔女、という形で最後まで通すつもりだったが、マインドセット変更



RL「サミュエルが、その鋭い牙でラプンツェルの首を狙います。<<死の舞踏>>」
僕「(熟考)…………<<死の舞踏>>を通して、<<電脳神>>でサミュエルを殺します。咽喉元のサミュエルに囁く。
『すまないな。やはり、魔女の言葉は呪いにしかならないようだ。せめて地獄の道行きは、私が導こう』<<電脳神>>を使用。魂魄消失」
RL「では、サミュエルの体が人間のそれへと戻ってゆく
『僕は、貴女の言葉を呪いだと思ったことなんて一度もありませんよ。これは、僕の責任です』」
僕「『だから、お前は馬鹿なんだよ。』
そして、黒幕を見て微笑む。
『私の勝ちだ。サミュエルの魂は、お前には渡さない』
<元力:虚無>を使用。サミュエル諸共、その姿が虚無に飲まれて掻き消える」



信じられないくらい格好良い
美化1、2割か?
とにかく物凄く格好良かった
もうすでに、僕の中でこのアクトは大成功
そして、生き残った者達は生存競争に精を出す



サカタ「最後の一人に攻撃!」
RL「えーと、避けました」
ウカイ「<シャッターチャンス> 達成値足りないので<悪魔の一族>お願いします」
カナモト「成功、達成値+3」
ウカイ「では、全力でゲストの体にしがみついて動きを封じます」
全員「それ、<シャッターチャンス>か!?」
物凄い肉体派<シャッターチャンス>によって敵死亡、カット進行終了
ウカイ「山引き+3…………13、助かった!」
カナモト「あれ?トレードマークは?」
全員「…………」
ウカイ「…………サングラス外します」
RL「駄目です」



二人目、殉職
カット進行の後始末等終わり、最後のエンディングの締めを任された
まだ、ラプンツェルとサミュエルが、とても親友とは呼べなかった頃に交わされた会話
死の間際に交わされた短いやり取り
皆が立ち去った後、何故か虚無に飲み込まれることなく残った、小さな銀のアンク




と、いうようなシナリオだった


何が凄いって、プレプレアクト無し、キャストは新造というこの状況下で、これだけ素晴らしいアクト出来たのが何より凄い
ラプンツェルとサミュエルの関係性を、アクト進行の中で擦り合わせ、調整、共有を図って完璧に成し遂げられた凄さ、というか
小林さんに感謝だ
そしてずっと作りたかったキャストが初っ端で御亡くなりになったわけだが


「悔いは無いでしょ」


悔いは無いが、勿体無い
折角だから死なせておきたい気もするが、使いたい気持ちも十分ある
まあ、必要になる推奨枠にぶつかるまでは死なせておこう


「にしても、とことん自分中心のレポだな」


これほどの成功は滅多にないのだから、<<電脳神>>が如何に素晴らしかったか記録を残しておきたいじゃないか
とにかく満足
最高に面白いセッションやった後独特の充足感もあった
や、今日は本当にBLOSSOM行ってよかったよ




セッション後は忘年会に参加
久しぶりに緋先輩と会って、色々話したり