テニプリ爆笑

試合中にダブルノックダウンして、先に立ち上がった方が勝利ですよ、テニスの試合で
どうよ


「NYどうなった」


色々書くつもりだったが一度に書くのも面倒だし、小出しにしよう
以下、観てきたもの一覧


スペリングビー
・ヘアスプレー
・スウィニートッド
・ブルーマン
・RENT
・モンティパイソンのスパマロット
・ライオンキング
ラ・ボエーム


・ゴスペルブランチ
・ジャズバー
・フィルハーモニックオーケストラ、オープンリハーサル


別に全部書く必要もないから気の向いたのだけな
とりあえずスウィニートッド
ロンドンに実在していた殺人鬼・スウィニートッドをテーマにしたミュージカル


「床屋だっけ?」


そう
客をカミソリで殺して、愛人がその肉からミートパイ作って売っていた、という話
全体的にサスペンス風味
雰囲気も良いが、音楽が随分特殊
この作品、音楽を担当するオーケストラが存在しない
音楽は全て役者が担当
常に全役者が舞台上にいて、登場していないシーンでも椅子にすわって楽器を演奏している
この要素を演出に組み込んでいて実に面白い


例えば、貧乏な青年と恋に落ちる令嬢はバイオリンを担当しているのだけれど
彼女がスウィニートッドの殺人を見てしまったシーン
ゆっくりと近づいてくるトッド
悲鳴のような甲高い音を奏でる令嬢
心理描写と、場全体の緊張感の維持を同時にこなし、そして不意に途絶える音、みたいな演出
格好良かった


あと、この芝居には暗黙のルールがあって
死んだ人間は血塗れの白衣を纏うことになる
死んだあとであっても楽器は演奏するし、舞台の上を歩くこともあるが、それでも彼女たちは死んでいる
そしてOPとフィナーレの曲は同じで、
『これはスウィニートッドの物語だ』
という登場人物全員の合唱
OPでは皆生きて合唱に加わっていたのに、フィナーレにおいては登場人物の殆ど全てが死んでいる
その対比が素晴らしい


っつーわけで面白かった
続く、かも